MMA
インタビュー

【RIZIN】五輪銀メダリスト太田忍と対戦する所英男「今成正和さん、中村大介さんの挑戦がすごく刺激になりました。絶対に負けたくない」

2020/12/21 15:12
 2020年12月31日(木)にさいたまスーパーアリーナで開催される「Yogibo presents RIZIN.26」にて、2016年リオ五輪レスリング男子グレコローマン59kg級銀メダリスト・太田忍(フリー)と対戦する所英男(リバーサルジム所プラス)が21日、公開練習。  3年半ぶりのMMAルールでの試合に向け、コンバット柔術での体験で初心に帰り、今成正和、中村大の試合が大きな刺激になっていることを語った。 レスリングの銀メダリストでも総合はデビュー戦なので、絶対に負けたくない ──大晦日の太田忍選手との試合まであと10日と迫りました。まずは現在の心境をお聞かせください。 「減量とかも始まり、いろいろ久しぶりだなというのと、いよいよだなと言う感じですね」 ──太田選手の公開練習を見た感想を。 「インタビューを記事で読みました。ミット打ちとか見ると、あんなパンチが当たったら危ないなと感じました。インパクトとかすごいですよね。ほかの動きも“こんなに出来るんだ”と感じました」 ──今回の試合向けて重点的に取り組んできたこともありますか。「いつも通り、ほんとうにいつも通りなので、変わらずですね。対戦相手が太田選手だろうとやっている練習は変わらないので」 ──3年半ぶりのMMAでも変わらず戦えそうでしょうか。 「試合勘とか。試合の舞台の感じとかは、ちょっと久しぶりなのでびっくりするかなと思いますが、もう、20年やっているので、そこまで気にはしていないです。リングに上がったら戻れると思います」 ──この3年半のRIZINの変化をどのように感じていますか。 「同じバンタム級だけでいうと強い選手がすごく集まってレベルがぐんと上がっていますよね。堀口恭司選手が負ける時代が来るんだと。ちょっとビックリしますね。朝倉海選手がとんでもないなと。衝撃を受けました」 ──『ゴング格闘技』からの質問です。今日はミット打ちのみならず、グラップリングも披露しました。得意な部分も公開したのは? 「そうですね。もう自分は隠すところは何もないので、これを激しくやるかどうかという感じです」 ──MMAでは3年半ぶりですが、その間、グラップリングで「QUINTET」や米国で「コンバット柔術」にも出場しました。それは所選手にとってMMAでも生きてくるのでしょうか。 「やっぱり自分が好きだった部分をほんとに磨いて、いろいろ組み技ばっか考えた時期があったんで、間違いなくプラスになっていますし、コンバット柔術では全員が同じ部屋の控え室で、全員がアップしていて、何かほんとうに若いときを思い出す、初心に戻れたというか、ほんとうにやって良かったと思っています。そういうのも生きてくると思います」 ──最先端の足関節システムにも触れました。アップデートできたところもありますか。 「そうですね……見ている分にはすごいなと(笑)。やれたらいいなという感じはありますけど」 ──2020年には、今成正和選手がトップグラップラーである岩本健汰選手と対戦し、白熱の試合を展開し、中村大介選手が4年ぶりMMAで長倉立尚選手をKOに下しました。同世代の練習仲間の厳しい試合に臨む姿は刺激になりましたか。 「いやーやっぱりものすごい刺激になりますね。中村さんも僕より(MMAの)間が空いたと思いますけど、長倉さんという強い選手とやりあって、いい試合をして勝った。今成選手もいま一番強いという選手に挑戦して、負けちゃったんですけど、それがほんとうに格好良くて、ほんとうに刺激になりました」 ──そういった中で、今回、メダリストの太田忍選手と対戦というオファーが来たときはどう感じましたか。 「やっぱり申し分ないというか、僕でいいんですか、という感じもあり、すごい方なのでそういうオファーが自分に来たことが嬉しかったですし、ビックリしました」 ──「自分のことを知らない方もいると思うので」という言葉には驚きます。 「どうですかね……3年半ですか。新しいファンもいっぱいいるので、そういう方は僕を知らないと思いますし、でも僕とかミノワマンさんとかが頑張ったら、ちょっと元気が出る人もいるんじゃないかなという期待はしています」 ──太田選手相手に「僕でいいんですか」という言葉もありましたが、まだまだMMAでは負けないという気持ちもあるのではないですか。 「そうですね。もちろん絶対に負けたくないところはありますね。レスリングの銀メダリストですけど、やっぱり総合はデビュー戦なので、そこはちょっと負けたくないですね。やってみないと分からないですけど(苦笑)」 ──前田日明さんと桜庭和志選手が所プラスに来ている写真を見ました。何かアドバイスも? 「YouTubeの対談撮影だったのですが、ジムに来ていただき練習を見ていただきました。前田さんからは……詳しくは言えないですけど、まあすごい参考になる動きを教えていただきました。桜庭さんとは毎週練習していますし、アドバイスをいただきましてこれも言わない方がいいんですけど(苦笑)、秘策は……あります」 ──3年半ぶりの試合を通して何を見せたいですか。 「うーん……まだやれる、まだまだいけるというところを見せたいですね。自分も勝って喜びたいですけど、やっぱり自分がやっていることで周囲に喜んでもらいたいです。誰かが喜ぶ顔が見たい。負けたくないっスよね。これで負けたら、レスリングの方が見たら『ああー(勝てるんだ)』って思っちゃうと思いますし、負けたくないですね」 ──ありがとうございます。『ゴング格闘技』からは以上です。 ──公開練習では、下からの寝技の展開も見せましたが、試合展開はグラウンドで下から仕掛けることを想定していますか。 「理想を言えばバックを取ってチョークですけど……やっぱり太田選手相手に僕が上からスタートするというのはなかなか難しいと思うので、下からになっちゃうと思いますし、それは太田選手もそう思っていると思います」 ──五輪レスラーのタックルを切っていこうという気持ちも? 「いやぁー……切れたらすごいですけどね。いいですね。レスリングだけやったら自分は全然敵わないレベルですけど、総合なのでまた違うとも思います」 ──最後にファンにメッセージを。 「RIIZN久しぶりの参戦なんですが、自分のことを知らない方もいると思うので、覚えてもらえたらと。また、こういう時代なので、また最後、RIZINで笑って年を越せるように頑張ります」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.317
2021年11月22日発売
表紙は大晦日、GPファイナルに向かう朝倉海×RIZINファイナル戦の那須川天心! 井上直樹、扇久保博正、瀧澤謙太のGP4選手に加え、サトシ、斎藤裕インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント

関連する記事