かつてREBELSで活躍した5選手に参戦の招待状を用意した宮田プロデューサー。左は山口代表
2020年12月18日（金）都内で記者会見が行われ、『REBELS』と『KNOCK OUT』の2つのキックボクシングイベントを運営しているDef Fellowが今後の指針を発表した。
会見では、今年10周年の『REBELS』を2021年2月28日の『REBELS～The FINAL』（東京・後楽園ホール）で一旦封印し、『KNOCK OUT』と統合して3月13日（土）東京・後楽園ホールにて『KNOCK OUT～The REBORN～』として新たな幕を開けることが発表された。
宮田充プロデューサーは「これまでREBELSで戦ってきた選手がたくさんいるので出て欲しい。10年の歴史の中で活躍した主要ファイター、現在は他イベントで活躍中のファイターに参戦を呼びかけさせていただきます」と5名の名をあげた。
その5名とは梅野源治（PHOENIX）、水落洋祐（エイワスポーツジム）、不可思（クロスポイント吉祥寺）、渡部太基（TEAM TEPPEN）、皇治（TEAM ONE）。梅野はREBELSのリングでラジャダムナン王者となり、水落は元REBELS65kg級王者＆元REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、不可思は元REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、渡部はREBELSでWPMF日本ウェルター級王者となり、皇治はREBELS 60kg級王座決定トーナメントに出場した。
「10年の歴史の中で活躍し、現在もトップ戦線で活躍している。ぜひこの大会に参戦して欲しい5名として発表します公式試合かどういう形かは所属ジム、K-1 JAPAN GROUPに承認いただけるか話をさせていただきます。それぞれの時代にそれぞれの戦いをしてくれたファイターとして敬意をもってオファーをさせていただきます」と、5名の名前が書かれた封筒を公開。
宮田プロデューサーによれば「それぞれの契約下にある選手たちなので、それぞれの窓口には事前に連絡しています。無用のトラブルは避けたいので。ただ、トップで活躍中なので簡単に“はい”とはならないと思います」と、事前に連絡は入れてあり、あとは返事を待つのみとした。
交渉の手応えを聞かれると「皆さん優しいです。皆さんファイナルということにビックリされていて、会見で発表しますという話をして、そういう大会なら何らかの協力はさせていただきたい、と返してくれた方もいらっしゃいました。最初から“ないない”はありませんでした」と、門前払いのようなことはなかったと話した。
