K-1K-1
K-1
ニュース

【Krush】優勝候補の吉岡ビギンが700グラムオーバーも再計量でパス、ギラギラ橋本実生は「死んでも獲る」

2020/12/18 17:12
【Krush】優勝候補の吉岡ビギンが700グラムオーバーも再計量でパス、ギラギラ橋本実生は「死んでも獲る」

ワンデートーナメントで王座を争う(左から)萩原、橋本、中村K-1プロデューサーを挟んで黒田

 2020年12月19日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.120』の前日計量&記者会見が、18日(金)都内にて13:00より行われた。

 今大会では10月に開幕した「第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント」の準決勝・決勝戦が行われ、準決勝で黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)vs吉岡ビギン(team ALL-WIN)、橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)がそれぞれ対戦する。


 黒田と橋本はリミットちょうどの53.0kg、萩原は52.8kgでそれぞれ計量をパスしたが、優勝候補と目されている吉岡が700グラムのオーバー。しかし、15:00の再計量できっちりとリミットぢょうどの53.0kgまで落として見せ、体調も問題ないことから無事トーナメントが行われることになった。

 計量後のタイトルマッチ調印式、記者会見は吉岡を除く3名が出席。


 黒田は「やれることは全てやって来たので、チャンピオンになって自分が一番強いことを証明したい」、橋本は「今こうやって答えられるのも応援してくれる人のおかげなので、明日恩返しができるように何が何でも死んでも獲ります」、萩原は「覚悟をもって日々練習してきたので腹を括って試合をして僕が王者になります」と、全員が優勝宣言。


 改めて対戦相手の印象を聞かれると、黒田は「吉岡選手は計量をオーバーして顔を合わせていませんが、覚悟を持ってきているので僕が優勝したい」、橋本は「死に物狂いでみんな獲りに行くと思うので、根性の勝負だと思っています。根性で僕が獲ります」、萩原は「吉岡選手はいませんがみんな調子が良さそうなので、その中でも僕も絶好調なので飲み込んでいきたい。橋本選手はめちゃめちゃギラギラしていました。シンデレラボーイと言われていますが、シンデレラにかかった魔法を僕が解いてやろうと思っています」と、それぞれ答えた。


 会見に同席した石川直生Krushエヴァンジェリストは「吉岡選手が本命からスタートしたトーナメントですが1回戦は四者四様の勝ち方をしました。今日の顔つきを見たら全員が本命と言っても過言ではない。技術レベルの高い実力伯仲したトーナメントとなりました。誰が優勝するか分かりません。誰がKrushの今年最終試合の勝者になるか楽しみにしています」と語った。

<記者との質疑応答>

――1回戦から期間は短かったですが、どのようなことに力を入れて練習をしてきましたか?

黒田「みんなの試合を見て対策を立ててきました。今回はスタミナ強化、自分のスタイルを貫くところを主に練習してきました」

橋本「毎日アドレナリンを全開に出してこれ以上できないくらいやってきました」

萩原「やることは8月と変わらないですが、より自分が王者になる気持ちを落とし込んで1回戦が終わってから追い込んで仕上げてきました」 


――練習している時に考えていたこと、どのような気持ちで練習していましたか?

黒田「毎日練習している時も常にベルトのことを考えて生活してきました」

橋本「練習中はもちろん、メシを食ってる時も風呂に入っている時も1分1秒ベルトのことを考えてきました。マジで明日は俺が獲ります」

萩原「練習がきつい時も身体が動かない時もありましたが、そんな時は3選手の顔を思い浮かべて絶対に負けないと思って、自分が勝つって気持ちで毎日を過ごしてきました」

――吉岡選手がまだ計量をパスしていないが、黒田選手はどのような気持ちですか?

黒田「計量をクリアーできていないことには何も特に思っていません。吉岡選手と試合したいと思っているので、やりたいなと思っています。自分の目指すところは変わりません」


――橋本選手は計量後のフェイスオフでスイッチが入ったように見えましたが?

橋本「自分はいつも入場するまで普通に喋っていて、リングで相手と向かい合った瞬間にスイッチが入るんですが、今日は向かい合った瞬間に言葉は悪いですが殺したろって感じになりました」

――会見でもずっとベルトを見ていましたが?

橋本「それは意識してなかったです(笑)。毎日どんな時もベルトを獲ることを考えていました」

――萩原選手のシンデレラに対するコメントは考えてきたんですか?

萩原「ふわって思いつきました。ディズニーの映画を見て思ったのかな(笑)」

――フェイスオフの時の橋本選手のスイッチが入った表情を見てどう思いましたか?

萩原「めちゃギラギラしてて目力が強いなって。でも僕がやることは変わらないし、自分の試合をすれば問題ないと思っています」

――最後にファンへ一言。

黒田「明日は僕の日にします」

橋本「デビューから2連敗しても応援してくださった人のためにも死んでも獲ります」

萩原「明日は僕の生き様を見てください。明日のために生きてきた、そういう試合を見せます」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント