来年開催予定の70kgトーナメントへ向けて組まれた憂也(左)vs緑川がメイン
2020年12月18日(金)東京・後楽園ホール『RISE 144』の前日計量と記者会見が、17日(木)都内にて14:00より行われた。
メインイベントで対戦する、RISEミドル級1位・緑川創(RIKIX)は69.95kg、同級7位・憂也(魁塾)は69.85kgで、それぞれリミットの70.0kgをパス。
その後の会見で憂也は「ジムでみんなに練習を手伝ってもらってやって来たので、しっかり勝っていい正月を迎えたい」、緑川は「前回負けてしまってさすがに連敗は出来ないので、しっかりここで強さを見せて一方的に圧倒して勝とうと思っています」と、それぞれ意気込みを語る。
お互いの印象を聞かれると、憂也は「打たれ強いのとパンチをいっぱい打ってくる印象です。今日見た印象は肌が黒いのとグリーンモンスターというだけあってグリーンに仕上がっているなって思いました」と話し、緑川は「褒めてくれてありがとう」と笑う。「若い選手ですし、1RでのKOを2連続していて勢いがあるので、そこを圧倒してやろうと思っています。今日の印象は特にないですね」と“圧倒する”ことを強調した。
当初は小林愛三vs陣内まどかの王座決定戦がメインイベントで組まれていたが、陣内の欠場によってこの試合がメインに繰り上がった。
メインの仕事とは何か、それを両者に聞くと憂也は「メインに繰り上がりましたが、倒して魅せて勝つのは課題に置いていたのでメインに上がってもそれを見せるだけです」と、最初から倒して魅せて勝つつもりだったと言い放つ。
これまでも多くメインを務めてきた緑川は「今年最後のRISE興行で最後の試合となるメインなので、きっちりインパクトを残して勝つのを前提に来年につなげる試合を見せないといけない」ときっぱりと答えた。