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【RISE】プロ初黒星を喫した山田洸誓が実方拓海を相手に初防衛戦、北井智大は小川翔を迎え撃つ

2020/12/15 21:12
【RISE】プロ初黒星を喫した山田洸誓が実方拓海を相手に初防衛戦、北井智大は小川翔を迎え撃つ

プロ12戦目にしてついに初黒星を喫した山田が再起戦で初防衛戦。挑戦者は4冠王の実方

 2021年の第一弾大会1月30日(土)東京・後楽園ホール『RISE 145』の対戦カードが発表された。

 RISEスーパーライト級タイトルマッチで、王者・山田洸誓(正道会館 KCIEL)が同級2位でWMC日本&LPNJ スーパーライト級王者の実方拓海(TSKjapan)を挑戦者に迎えての初防衛戦を行う。


(写真)北野(右)に初黒星を喫し、連勝記録が途切れた山田

 山田は正道会館の全日本空手道選手権連覇者で、2017年3月にプロデビュー。昨年7月から開催されたRISEスーパーライト級王座決定トーナメントに参戦するとタップロン・ハーデスワークアウト、山口侑馬を破り10戦無敗のまま王者となった。今年2月には NJKFウェルター級王者・中野椋太と対戦。接戦を制し王者対決で白星を挙げデビュー以来無傷の11連勝を飾ったが、11月のWBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者・北野克樹戦でついに初黒星。今回が初防衛戦にして再起戦となる。

 挑戦者の実方は日本タイトルを4冠持つベルトコレクターで、ヒジ有りでの実績は折り紙付き。昨年6月のRISE初参戦では、EVOLのメインで川島史也を撃破。今年2月には杉本卓也を判定で下し、11月の次期挑戦者決定戦でタップロンからボディへのパンチ&ヒザ蹴りでダウンを奪って判定勝ち。タイトル挑戦権を手にした。

 初黒星を喫した山田が王座を死守して北野とのリベンジマッチへ向かうか、それとも実方が5本目のベルトを手にするのか。


 ライト級3分3R延長1Rでは、同級3位・北井智大(チームドラゴン)が同級4位・小川翔(OISHI GYM)と対戦する。

 北井はチームドラゴンのニューリーダーとしてRISEで活躍。後半戦の強さを活かして勝利することが多く、パンチでの猛攻で逆転勝利を飾ってきた。RISE随一の激闘派として知られるが、2019年2月に各団体で暴れまわる山口裕人を初回KO、9月にKNOCK OUTで活躍した水落洋祐を初回KO、2020年1月にはNKBライト級王者・高橋一眞を2RでKO、8月にはKNOCK OUTで活躍したマサ佐藤も判定で破るなど“RISEの門番”としての一面も持つ。前回は11月大会で吉沼大樹にダウンを奪われながらも最終Rにダウンを奪い返して逆転勝利。

 小川はWBCムエタイ日本ライト級王座、HOOST CUP日本スーパーライト級王座、蹴拳ムエタイスーパーライト級王座、REBELS-MUAYTHAIライト級王座など数々のタイトルを獲得。これまで木村ミノル、麻原将平、高橋幸光など名立たるトップファイターに勝利してきたテクニシャン。小学生で極真世界王者に輝くなど空手のバックボーンに裏打ちされた下段蹴り(ローキック)の強さには定評があり、高い防御力とタフネスに優れている。RISEには今年8月の白鳥大珠戦(延長Rで判定負け)以来の参戦となった。

“激闘派”であり“RISEの門番”である北井と、“倒れない男”小川の一戦はタフなファイトとなりそうだ。


 また、現在5連勝中と絶好調で毎回アツい試合を展開するRISEライト級9位KENTA(HAYATO GYM)は、武巳(Aim high)とライト級3分3R延長1Rで対戦。武巳は『Bigbang』で活躍し、10月の『CROSS OVER』では元2冠王の高橋幸光に判定勝利している。

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