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【ジャパンキック】武田幸三が2021年第一弾大会をプロデュース、大会名を「CHALLENGER」と命名

2020/12/15 15:12
【ジャパンキック】武田幸三が2021年第一弾大会をプロデュース、大会名を「CHALLENGER」と命名

“超合筋”武田幸三が大会をプロデュースする

 2021年1月10日(日)東京・後楽園ホールにて開催されるジャパンキックボクシング協会主催興行『CHALLENGER 1』を、元ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者・武田幸三が大会プロデュースすることが発表された。

 武田はラグビー出身で、1995年3月に新日本キックボクシング協会でプロデビュー。1997年1月、7戦無敗のまま日本ウェルター級王座に就いた。2001年1月、2度目の挑戦でラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王座を獲得。史上4人目の外国人王者となった。2003年3月からは『K-1 WORLD MAX』に参戦し、日本代表決定トーナメントの決勝戦で魔裟斗と対戦。アンディ・サワーやブアカーオらと戦い、2009年10月のアルバート・クラウス戦を最後に現役を引退した。

 治政館OBで、現在はジャパンキックボクシング協会のスーパーバイザーを務めているが、大会プロデュースは今回が初。大会名の『CHALLENGER』も武田が名付けた。


 メインイベントの第9試合は、WMOインターナショナル・スーパーバンタム級王座決定戦3分5Rとして、ジャパンキックの若きエース・馬渡亮太(治政館)がMAX MUAYTHAI 55kg王者クン・ナムイサン・ショウブカイ(タイ)と対戦。

 馬渡は長身から繰り出すしなやかなミドルキック、切るだけでなく倒すヒジ、首相撲からヒザと、ジャパンキック屈指のテクニックを有する。昨年5月12日のプレ興行でチェンマイスタジアム王座の初防衛戦、8月4日の旗揚げ戦でジャパンキックバンタム級初代王座に就くも、さらなる高みを目指すべく、両王座を返上。8月のジャパンキックではダウサコンと引き分けたが、10月の『NO KICK NO LIFE』では福田海斗に敗れている。


 ダブルセミファイナル第2試合では「ジャパンキックvsNJKF交流戦」ウェルター級3分3Rとして、ジャパンキック ウェルター級王者モトヤスック(治政館)がNJKFウェルター級2位・野津良太(NJKF/E.S.G)と対戦。

 モトヤスックは高校を卒業して大学生になったばかりで、2020年1月大会で同門の政斗と初代王座決定戦を争い王座に就いた。王者としての第一戦となった8月大会ではジャクチャイに判定負けを喫している。今回が再起戦。

 野津は2019年6月にNJKFライト級タイトルに挑戦したが結果はドローとなり、王座まであと一歩まで迫った選手。今年9月には新日本キックで高橋亨汰にTKO負けを喫しており、こちらも再起戦。


 ダブルセミファイナル第1試合はジャパンキック フライ級王者の石川直樹(治政館)が、ジャパンキック バンタム級1位の幸太(ビクトリー)とバンタム級3分3Rで対戦する。

 石川はジャパンキック・フライ級王者で、5月のプレ旗揚げ戦、8月の旗揚げ戦ともにメインを務めた同団体のエース。2020年8月大会ではHIROYUKIに挑むもKO負け。首相撲からのヒザ蹴り・ヒジ打ちを得意とする。

 幸太は新日本キックで日本フライ級1位まで登りつめ、2017年11月に当時日本フライ級王者だった石川に挑戦するも4RでKO負け。同年5月には引き分けている。

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