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【K-1】芦澤竜誠、ダウンを奪われた後のラッシュは「神の領域に入っていた」

2020/12/14 14:12
 2020年12月13日(日)東京・両国国技館で開催された『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』の一夜明け会見が、14日(月)都内にて行われた。  会見には第8試合で島野浩太朗(菅原道場)に2R3分00秒、レフェリーストップによるTKO勝ちでK-1復帰戦を勝利で終えた芦澤竜誠(PURGE TOKYO)が出席。前夜の試合を振り返った。 「応援してくれたみんなのおかげで勝てたと思っています。前は一人でやっていたけれどみんなのおかげで勝てたと心から思っています」と、まずファンへの感謝を伝えた芦澤。  試合後の反響はと聞かれると「俺の言った通りです。勝つに決まっているとか、手のひらを返すとか、言ったことが全部その通りになるので笑えます。これからも俺の言ったことが現実になるので楽しみにしていてください」とニヤリ。  新しい練習環境で生まれ変わった自分については「まだ全然完璧じゃなかった。もっとこうできるのにっていうのは分かっています。分かっていなくてやろうとするヤツと分かっていてやろうとするヤツは違う。もっとレベルアップできます。通過点でいいパフォーマンスを出せたので、もっと練習します」と手応えを感じた様子。  動き続けてスタミナが切れなかったのは走り込みをしたからかと聞かれると、「いや、1日1時間しか練習してないですよ。これで3分3Rのスポーツで2時間も3時間も練習して、2部練とか3部練やっているのはどうなのってみんな分かったと思う。1時間でみっちりやる。でも俺はその前にご飯だったり、太陽にあたったり、リラックスして練習したりと、その1時間のためにめっちゃ心がけています」と、1日1時間の練習をみっちりやれば試合はできるという。  では、スタミナには余裕があったのかと問われると「無理でした」とのこと。「2Rは神の領域に入っていました」と、2Rに2度のダウンを奪うも直後に島野に左フックでダウンを奪い返された時のことを振り返る。 「島野選手のパンチは効いていました。試合時間の残りがあと何分なのかも分からなくて、ラスト数10秒でよく行ったなと。時間が分からずとりあえず行けって思って。あそこで行かなかったら一生後悔すると思った。だったら前へ出るしかない。死に物狂いでした」と、ダウンを奪われた直後にラッシュを仕掛けてレフェリーストップを呼び込んだ(2R3分ちょうど)のは“神の領域”に入っていたとした。  その時のことは「もう覚えてないです。ボーッです。いつも通りやってきたことを出すしかなかったです」と覚えてないと言い、「俺はもっと強くなる。あんなんじゃないです。みんなあれで凄いなって思ってるだろうけれど、もっとヤバくなります」とあんなもんじゃないと話す。  2021年は「俺の言ったことが言った通りになる年になる」と言い、「まだ言わない。その時のバイブスがいい時に言います」とこれからのことは後程話すとした。  そして「俺がいいヤツになったとか、好青年になったと言ってるヤツも多いけれど、そんなんじゃなくて。ムカつくヤツにはムカつくし、嫌なことは嫌なだけ。人を批判するのは自分にとってプラスではないと思っただけです。愛を送り続ければ愛は返って来る。相手は鏡なんですよ。自分に返って来るので、それが分かったら人生楽勝だと思いますよ」とファンにメッセージを送った。
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