メイウェザーとの対戦に名乗りを上げた木村。K-1陣営も実現へ向けて動くのか
2020年12月13日(日)東京・両国国技館で開催された『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』の一夜明け会見が、14日(月)都内にて行われた。
会見に出席した中村拓己K-1プロデューサーは、第11試合で第4代HEATミドル級王者アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)を2R2分50秒、ドクターストップによるTKOで勝利したK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO)の試合後の発言について触れた。
木村は試合のダメージが残っているため会見を欠席したが、中村Pは木村が試合後のマイクで「そしてもっとスカッと勝って言いたかったんですが、メイウェザー選手。日本で一番パンチがあるのは僕だと思うので見るなら僕と見たくないですか? 僕は日本と日本のエンターテインメントのためなら何でもするので」と、2021年2月28日(日)東京ドームで開催される格闘技イベント『MEGA2021』に出場するプロボクシング世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(アメリカ)の相手に名乗りをあげた件について、「木村選手がメイウェザーとの対戦に興味を示す発言がありましたが、我々もリング上で初めて聞いたので、木村選手の希望に関しては我々としても考えていこうと思っています」と、前向きな見解を示した。
木村は試合後インタビューで「格闘技をやっていてメイウェザーが日本に来て日本人の相手を探していて、自分が10連続KOしていたら、そりゃあ名乗り出るでしょうって感じです(笑)。当たったら当たったで最高のものを残すだけです。(K-1の関係者には)何も言ってないですが大丈夫だと思います。応援してくれると思います。ファミリーなので」と話していた。