2019年4月29日(月・祝)東京・ベルサール高田馬場で開催されるキックボクシング大会『KNOCK OUT 2019 SPRING「THE FUTURE IS IN THE RING」』のセミファイナルで、ヨードレックペット・オー・ピティサック(タイ)と対戦するRISEスーパーフェザー級王者チャンヒョン・リー(韓国)。この試合は昨年10月に開幕した「KING OF KNOCK OUTライト級アジアトーナメント」の決勝戦であるとともに、ヨードレックペットが保持するKING OF KNOCK OUTライト級王座も懸けられたタイトルマッチとしても行われる。チャンヒョンはRISE王座と合わせて、一気に三冠王を狙う。
■私はヨードレックペットの弱点を攻撃するポイントを見つけた
――遂にKNOCK OUTライト級アジアトーナメント決勝戦を迎えます。心境を教えて下さい。
リー「小野寺力プロデューサーが言われたように、私はこのアジアトーナメントは出場選手を見てもわかる通り、ワールドクラスのトーナメントと言っても十分ぐらいだと思いました。私はKNOCK OUTのチャンピオンになれる日が近づいているので、凄く楽しみにしています」
――準決勝で対戦した森井選手の印象を教えて下さい。戦いやすかったですか? それとも戦いにくかったですか?
リー「私のスタイルと彼のスタイルは同じなので、試合ではエキサイティングなものになると思っていました。彼は積極的に接近して戦ってきたので、私が予想した戦いよりも難しいものではありませんでした。森井戦に用意した作戦はよく遂行できたので、私は良い結果を得たんだと思います」
――森井戦後、3月のRISEで裕樹選手と戦ったのみですか?
リー「そうですね。その一試合のみで試合間隔は問題ありません」
――決勝戦で対戦するヨードレックペット選手の印象を教えて下さい。
リー「彼はタイで最も強い戦士の一人だと思います。彼はルンピニースタジアムとラジャダムナンスタジアムのムエタイの二大殿堂スタジアムのチャンピオンになっているので、世界一のレベルだと思います。しかし、私はヨードレックペットの弱点を攻撃するポイントを見つけたので今、一生懸命訓練しています」
――ヒジありルールはこれで3戦目です。ヒジありはやりやすいですか? やりにくいですか?
リー「私は少し慣れました。ヒジ打ちは危険な攻撃ですが、私はヒジに限らず全ての攻撃が危険だと思います」
――今回はトーナメント決勝戦だけでなく、ヨードレックペットが持つベルトが懸かった試合となりました。さらにモチベーションは上がりましたか?
リー「それは間違いないですね。 また、決勝戦に向けた準備への意欲が高まっています。多くの人がヨードレックペットが勝つと予想していると思いますが、もし私が勝ってベルトを手に入れれば、多くの人が驚くことになるでしょうね。そうすることでKNOCK OUTがさらに有名になり、次のKNOCK OUTトーナメントがもっと注目を集めることでしょうね。ぜひともみんなを驚かせたいです!」
――ファンにはどういう姿を見せたいですか?
リー「私は日本のファンと仲良くなりたいので日本語の勉強も始めました。会場では私とたくさん会話をしましょう。たくさんのファンが会場に来て熱い声援を私に送ってくれたら、私はエキサイティングな試合をすることであなたを喜ばせたいと思います。今参戦中のRISE世界トーナメントと合わせて2本のベルトを必ず手に入れます」