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【RIZIN】トフィック・ムサエフの来日は断念、戦地から帰還できず。来春の第一弾大会でサトシ・ソウザとタイトルマッチ予定

2020/12/10 18:12
 2020年12月31日(木)にさいたまスーパーアリーナで開催される「Yogibo presents RIZIN.26」の追加カード発表会見が、2020年12月10日(木)16時から都内にて行われた。  会見の終盤、榊原信行RIZIN CEOは今日報じられた米国のMMA団体『Bellator』と契約した女子MMAファイターの渡辺華奈(FIGHTER'S FLOW)について、「渡辺華奈選手がBellatorに参戦する複数回契約を結ぶことができました。DEEPの佐伯代表と話をしている中で、村田夏南子選手に続いて渡辺選手も世界にチャンレンジできる、世界の舞台で日本の女子の格闘家として結果を出してきてほしいなということで送り出すことにしました」と説明。  そして、当初候補としてあげられていたRIZINライト級トーナメント優勝者トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)vsホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)によるRIZINライト級初代王座決定戦について、「来日に向けて本人とも、本人のマネージメントサイドともギリギリまで調整をしたんですが、どうしても戦地の方からの、停戦になってアゼルバイジャン人の兵士たちは帰還をしてきているんですけれども、ムサエフが優秀で軍としてもなかなか手放してくれず、帰還が遅れているということで今回は来日して試合をすることは断念することになりました」と、ムサエフの来日が難しく断念したと発表。 (写真)戦闘服に身を包み、銃を手にした写真を自身のInstagramにアップしているムサエフ「ライト級の初代王者決定戦としてサトシ選手との試合を予定しておったんですが、大晦日での実施は難しいということで、2021年の最初の大会で、まだ発表していませんがすでに日程等を決めていますので、春先くらいでムサエフvsサトシ選手の初代ライト級王座決定戦を考えています」と、春先に開催される2021年の第一弾大会にてムサエフvsサトシを実現させたいと語った。 関係者によれば「ムサエフはこれまでギョランボイに配置されていたが、階級が上がり、最前線のゼンギランへと送られた。バクーに戻ってトレーニングを再開できるのはいつになるか全くわからない。各所から話をしてもらったが、それでも特別扱いはできないよう。時間が無く、万全の体調で大会に臨むことができないため、今回の参戦は見送ることとしたようだ」という。
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