金子(左)の再起戦の相手はタイトルを奪取して絶好調の鬼山
2021年1月24日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催されるK-1 JAPAN GROUP年間最大のビッグマッチ『K'FESTA.4』の追加対戦カードが、12月9日(水)都内で行われた記者会見にて発表された。
スーパー・バンタム級のスーパーファイト3分3R延長1Rで、第3代Krushバンタム級王者・金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の対戦が決定。
金子は第2回K-1アマチュア全日本大会チャレンジAクラス-55kgで優勝し、2006年9月にKrushでプロデビュー。9連勝を飾っていたが、前回2020年3月に玖村 将史に判定で敗れ初黒星。今回が再起戦となる。戦績は9勝(4KO)1敗。
岡山県出身の鬼山はKrushで連続KO勝利を飾っている注目の新鋭で戦績は3勝(2KO)1敗。「鬼に育てられた桃太郎」というキャラクター設定なのだという。2020年11月の『Super Bigbang』にてMA日本キックボクシング連盟スーパーバンタム級王者・戸井田大輝(戸井田ジム)を破りBigbangスーパーバンタム級王者となった。戦績は4勝(2KO)1敗。
●金子晃大のコメント
「前回負けちゃって、今回しっかり時間をかけて作り直してきたのでしっかりした仕上がりになっていると思います。試合が決まってから映像を見ましたが、アグレッシブでかみ合うかなと思います。(改善点は)いろいろあるすけれど一言で言うとパワーですかね。僕のことを見ている人が見れば分かる。それくらいのパワーを付けました。(初黒星は)ショックだったですね。悔しかったという気持ちしかありませんでした。だからしっかり作り直してきました」
●鬼山桃太朗のコメント
「桃から生まれた鬼山桃太朗です。やっとスタートラインに立てたかなって感じで。気合いがめちゃめちゃ入っています。印象ははっきり言ったら、ずっと金子選手の試合を見ていて動きだったり戦い方も真似させていただいていました。強いなっていう印象です。試合展開は、あまりダメージをもらったらリアルじいちゃんばあちゃんが心配するので、できるだけダメージを受けずに勝ちたいと思います。
前回は対戦相手が蒼士選手だったので青鬼退治と言いましたが、今回は金子選手なので金鬼。色で言えばラスボス級ですが、通過点にしか思っていないので。金鬼退治したいと思います」