プロ化から30周年を迎えるプロフェッショナル修斗の公式戦が5月6日、後楽園ホールにて昼夜大会で開催される。同大会に韓国から2選手の出場が決定した。
迎え撃つのは、津田沼の“新特攻隊長”齋藤翼( 総合格闘技津田沼道場・FIGHT FARM)と女版“大和魂”セラ。
齋藤は初の国際戦。2018年の大阪大会で初来日を果たしたイム・ジョンミン(韓国)と激突する。
名門MMA STORY所属のジョンミンは、決して下がらない感情剥き出しのファイトスタイルが信条でデビュー戦となった高野明(BLOWS)戦も激戦だった。前回同様に乱打戦に持ち込まれるとイヤなタイプの選手といえる。
対する齋藤は引き分けを挟んで6連勝中と2016年以来負けてはいないが、KOでの勝利がないため、“津田沼スタイル”唯一の継承者として、記念大会でド派手なKO勝利を飾ってもらいたい。
また今大会でも女子公式戦が実施され、女版“大和魂”セラの参戦が決定。キックボクシングをベースに持つ韓国のチェ・ウンジ(MAX FC4 FearlessGYM)と対戦する。
チェは韓国国内で豊富なキック戦績を誇る相手。一発で倒せる打撃を持つ危険な相手にセラはどう戦うか。打ち合いでは絶対に引かないセラだけに乱打戦必至の好勝負となるだろう。
フィリピンからチーム・ラカイ、オランダ格闘技界の重鎮マルタイン・デヨング推薦のオランダ軍団に続き、韓国からの参戦が決定。記念大会に相応しい国際色豊かなラインナップの30周年大会に注目だ。
▼バンタム級 5分3R齋藤 翼(日本/総合格闘技津田沼道場・FIGHT FARM)イム・ジョンミン(韓国/MMA STORY)
▼女子バンタム級 5分2Rセラ(ニュージーランド/PUREBRED)チェ・ウンジ(韓国/MAX FC4 FearlessGYM)