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【K-1】栃木県初のK-1王者目指す蓮實光、憧れの「魔裟斗さんにもアピール出来るようなKOをしたい」

2020/12/05 23:12
 2020年12月13日(日)東京・両国国技館『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』にて、スーパーファイトのK-1ライト級3分3R延長1Rで朝久泰央(朝久道場)と対戦する蓮實光(パラエストラ栃木)が公開練習を行った。  ライト級屈指のハードパンチャーで、K-1本戦には初登場となる蓮實。すでに追い込み期間が終了していたこともあり、動きを確認するように、2分間のパンチのミット打ちを披露すると「体重も体調もバッチリなので、早く試合がしたいですね」と好調ぶりをアピールし、試合が待ちきれない様子だ。  前戦となった7月の『Krush』では、2018年12月のライト級世界最強決定トーナメント準優勝の実績を持つ大沢文也を相手に、得意のパンチでKO勝利。絶大なインパクトを残した。  大沢戦後の練習では「(自身の強みは)パワーと言われているけど、テクニック面を含めて、全体的にレベルアップできた」と更なる進歩を実感。K-1ジム五反田チームキングスをはじめ出稽古先で新しい技術を学び、栃木のジムに技術を持ち帰って日々のトレーニングに励んでいるという。  これまでの格闘技キャリアで、総合格闘技やミャンマーラウェイのリングでも試合をして来た蓮實も、次戦でK-1 JAPAN GROUP 8戦目を迎える。「総合やラウェイもやってきましたけど、それが今になって完成してきたというか。K-1ルールに合ってきて、今まで培ったもので結果を出せています」と、K-1ルールにおける自身の“完成形”に近づいて来た。  対戦相手となった朝久については「攻撃も多彩ですし、現ライト級のチャンピオン(林健太)を倒した実績もある」というように、相手にとって不足はない。  朝久の武器は、テンポが速く殺傷能力の高い蹴り技だ。中でも、打ち合いの中で出すハイキックのタイミングには、目を見張るものがある。その攻撃に「どう対抗するか」と聞かれると「攻撃のパターンは速いですけど、実際に対峙したら僕の威圧感で(朝久の)攻撃が止まっちゃうと思います」と持ち前の圧力で攻略する構えだ。  朝久は、次のタイトル挑戦の有力候補とも言われていることもあり「僕にとってはオイシイ選手」と目を輝かせ「パワー、テクニック、どちらでもねじ伏せられると思う」と自信を見せる。  さらに「朝久戦に限らず、同日にライト級のタイトルマッチはありますけど、(王者に)相応しいのは俺かなと思いますね。当日リングの上で証明できると思うので、見ていて欲しいですね」とライト級で存在感を見せつけると豪語した。  今回の試合は蓮實にとって待望のK-1本戦初登場となる。パラエストラ栃木の代表を務め、栃木在住のK-1ファイターとしてK-1王者を目指す蓮實は「スーパーファイト初登場は本当に嬉しいですが、これがゴールではないです。ようやく本戦の切符を取れたので、このまま栃木県初のK-1王者という称号を手に入れたいと思います」と大きな野望を口にした。  またK-1MAXで2度の世界王者となった魔裟斗に憧れて格闘技を始めた蓮實。「総合に行って、ちょっとズレちゃったんですけど、魔裟斗さんと同じK-1のリングに立てて、本当に嬉しい。魔裟斗さんが本戦で解説してくださるということで、魔裟斗さんにもアピール出来るようなKOをしたいと思います」と、憧れの存在に自身の強さを見せたいところだ。  その魔裟斗は事前のインタビューで、今大会の注目選手の1人に朝久を挙げていた。その記事を見て「逆に(自分が)勝った方が、魔裟斗さんの記憶に残りやすいのかな、と。『期待の朝久を倒した蓮實光は凄い』と思ってもらえるので、圧倒的に勝ちたいと思います」と、KO勝利への意欲は更に高まっている。  今回の試合のテーマを聞かれると「いい意味で期待を裏切るというか、判定決着は絶対ないので、1Rでもチャンスがあれば、すぐに短期決戦でねじ伏せたい」と“完全決着”を予告した。  最後に蓮實は「今大会ではライト級のタイトルマッチもあるし、相手が注目されている朝久選手ですが、逆に『今の蓮實光を誰が止めるのか?』と思わせるような試合をします。12月13日、K-1ライト級、圧倒的な凄さで倒します。期待していてください」と誓った。
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