2020年12月6日(日)東京・後楽園ホール『REBELS.69』(夜興行)の前日計量&記者会見が、5日(土)都内にて正午より行われた。
メインイベント(第7試合)63.0kg契約3分3R延長1R BLACKルールで対戦する、REBELS-BLACK 63kg級王者バズーカ巧樹(菅原道場)は63.0kg、大谷翔司(スクランブル渋谷)は62.9kgで計量をパス。
続いて行われた記者会見で、両者は歩み寄ると真正面からの睨み合い。しばらく睨み合った両者だが、バズーカが大谷を突き飛ばし、大谷も突き飛ばし返して乱闘寸前に。両者をスタッフが制止する事態となった。
ようやく着席した両者。元陸上自衛隊の大谷は「不発弾処理の準備は完了しました。体調も最高なので明日はベストパフォーマンスを見せます」と、対戦発表の記者会見で「本物のバズーカほどの一発はない。“不発弾巧樹”に改名すれば?」と挑発したのと同じく、バズーカを不発弾扱い。バズーカは静かに「明日のリングで全てが分かる」とだけコメントした。
先ほどの騒ぎについて聞かれると、大谷は「明日の試合がより楽しみになりました」と強気。バズーカは「明日のリング上では気合いが入っているのかなって感じですね」と大谷は気合い不足だとする。
直前まで体重調整していたバズーカだが「全く苦労したとかはない。(予備計慮の時に)体重計が増えて出ていただけ」と減量は問題なしとした。
さらにバズーカは「火薬は満タンなので明日リングで見せます。前回よりも多く火薬は装填されています。圧倒してKOします」と大爆発を予告。大谷の不発弾処理発言については「口では何とでも言えるので。何か言ってんな、と思っただけです。明日のリングで全て結果として出るので見ててくださいって感じですね」と話す。
それに対して大谷は「自分も過去最高くらい体重的にも調子がいいし、練習もいい練習ができました。明日は今年最後のREBELSの最終試合にふさわしい試合ができると思う。最終的に倒せればベスト。倒せなくても自分の評価を上げる試合をして、楽しめればいいです」と激闘を予告した。
また、突き飛ばされたことには「大体こういう感じで来ると想定していたので、気持ちが変わったことはないですね」と想定内だったとし、感情的な乱れはないと語った。