キックボクシング
ニュース

【REBELS】再デビュー戦迎える川島えりさ「思い切りぶつかるのでアツい試合になる」、魔王&JKも計量パス

2020/12/05 16:12
【REBELS】再デビュー戦迎える川島えりさ「思い切りぶつかるのでアツい試合になる」、魔王&JKも計量パス

1年10カ月ぶりの計量をパスした川島、笑顔でガッツポーズ

 2020年12月6日(日)東京・後楽園ホール『REBELS.68』(昼興行)の前日計量&記者会見が、5日(土)都内にて正午より行われた。


 今大会では女子マッチが2試合組まれた。昼夜興行の幕開けとなるオープニングファイト第1試合では女子46.0kg契約2分3R延長なし BLACKルールで、川島えりさ(クロスポイント吉祥寺)とねこ太(トイカツ道場)が対戦。川島とねこ太は共に45.7kgで計量をパス。


(写真)川島と対戦するねこ太

 2019年2月にぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)とデビュー戦を行うも大学受験と怪我のため試合期間が空き、これが1年10カ月ぶりの試合となる川島。再デビュー戦という形になるわけだが、最近ではKNOCK OUTの記者会見のMC、KNOCK OUTのネット番組でナビゲーターを務めるほか、アパレルブランドのマリアパでモデルを務めており「あの可愛い女の子は誰だ?」とネットで話題になっていた。


 川島は「約2年ぶりのリング、楽しみにしています。前回のデビュー戦よりも練習量・質、全てにおいて最高の状態で明日を迎えられるので、ねこ太選手も気持ちの強い選手ですが、私も思い切りぶつかるのでアツい試合になると思います。オープニングファイトから注目お願いします」と、笑顔で意気込みを話した。


 本戦の第1試合も女子が飾る。ミネルヴァ スーパーフライ級王座挑戦者決定戦2分3R延長1Rミネルヴァ公式ルールで対戦する、佐藤”魔王”応紀(PCK連闘会)は51.5kg、IMARI(LEGEND GYM)は51.9kgで計量をパス。


 初参戦の佐藤は「こんな大きな大会に出場できるのを嬉しく思います。自分がすべきことをしっかりできるように頑張りたいと思います」と挨拶。


 制服で登壇した女子高生キックボクサーのIMARIは「勝ったらベルトに挑戦ということなので、まずはこの試合に勝ってしっかり上がりたいです」と、挑戦者決定戦に勝ってタイトルマッチへ進みたいとコメントした。

IMARI「ぱんちゃんの存在をいつか超えて“REBELS=IMARI”と言われるように」


 12月6日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.68』の[ミネルヴァ・スーパーフライ級挑戦者決定戦/ミネルヴァ公式ルール/2分3R・延長1R]で佐藤”魔王”応紀と対戦するIMARIのインタビューを公開!

――IMARI選手はアマチュア時代からタイトルを沢山獲得して“星野姉妹”で有名なんですよね。

「プロで3戦しているKAEDEだけじゃなく、うちは8人きょうだいなんです(笑)。お兄ちゃんが2人で、私が長女で、KAEDEが次女、その下の妹もキックをやっていて、さらにその下にも妹と弟がいます(笑)。格闘技を始めたきっかけは、3つ上のお兄ちゃん(=星野梨衣智)がやっていたので小学5年生の時に始めました。私はアマチュアで27勝1敗2分、KAEDEは53勝6敗3分の戦績があります」

――凄い戦績ですね。姉妹で格闘技をやっていて良かったと思うことはありますか?

「ずっと小学生の頃から一緒にやってきて、試合があれば減量や練習で支え合ってきました。お互いに負けられへんという気持ちで練習できているので、そこがレベルアップにつながっているのかなと思います」

――姉妹喧嘩はしますか?

「妹が反抗期の時はそれが面白いのでからかうとよく喧嘩になりましたが、最近は落ち着いたので仲良しです」

――小さい頃からきつい練習を続けてきて辞めようと思ったことはありませんでしたか?

「今高校3年生なんですけど、卒業したら就職とキックを両立すべきか悩み過ぎてしまったことでメンタルが弱くなって、もう辞めたいと思った時に、母に相談したら『チャンピオンになると決めて途中で諦めたらアカンやろ? 最後まで頑張りなさい』と背中を押してくれたおかげでキック一本で頑張ろうと決意しました」


――今回、『REBELS』初参戦決まりました。心境はいかがですか?

「たくさん有名な選手が出る中で自分も出場できるので嬉しいです」

――『REBELS』の女子選手といえば、ぱんちゃん璃奈選手が看板選手です。意識してます?

「そうですね。手足が長くて強いですよね。今回の一戦で勝てば私も同じく有名になれますよね?(笑)。ぱんちゃん選手の存在をいつか超えて、“REBELS=IMARI”と言われるようになりたいと思います」

──ファイトスタイルについて、ご自身はどういうファイターだと認識していますか?

「首相撲、蹴りが得意なのでムエタイ系のスタイルになります」

――対戦する佐藤選手の印象を教えて下さい。

「パンチャータイプでガンガン前に出てくるタイプなのかなと。今練習では、押されないように自分も攻め返す対策をしています。私はパンチよりも蹴りが得意なので、ぱんちゃん選手以上の蹴り技を見せていきたいと思います」


――佐藤選手は現在41歳。IMARI選手は18歳ということで年齢差は意識します?

「向こうは『若いもんには負けへん』という気持ちがあると思うので、私も『年寄りには負けへん』という気持ちで対抗します(笑)」

――年寄り呼ばわり……ちなみにご両親はおいくつですか?

「母は41歳なので佐藤選手と同じ歳になります(父は43歳とのこと)」

――ここで勝てば、聖愛選手の持つミネルヴァ・スーパーフライ級タイトルに挑戦できます。そこも意識していますか?

「そうですね。勝たないといけないという気持ちが大きくて凄く緊張しています。チャンピオンは、佐藤選手のようにガツガツ来るというよりは上手に技で対抗してくるタイプで、自分にとってはやりやすいので勝つ自信もあります。ぜひ『REBELS』のリングでタイトルマッチが実現できたらいいですね。あと、妹のKAEDEと一緒に『REBELS』のリングに出て姉妹で強さをアピールしていきたいと思います。チャンピオンになったら来年はどんどん試合をして無敗記録をずっと更新します(現在5戦4勝1分)」

―無敗記録にはこだわりますか?

「そうですね。まだあまり大きなことは言えないので、まずは10戦無敗を目指します」

――30戦無敗とかそういう数字を期待していたら意外にも少ない数字でした(笑)。

「あはは、行けたら行きたいですけどまずは10戦を目標にします。小学生の時からしんどい練習をずっとしているので、ずっと勝ち続けてIMARIといえば『あーあのIMARI!』と言われるぐらい有名な存在になりたいですね」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント