MMA
ニュース

【ONE】青木真也、佐藤将光が予想「どうなる!? 松嶋こよみvs.ゲイリー・トノン」=12月4日(金)

2020/12/03 12:12
 2020年12月4日(金)シンガポール・インドアスタジアムで開催される「ONE:BING BANG」にて、ゲイリー・トノンと対戦する松嶋こよみ(パンクラスイズム横浜)のコメントおよび青木真也、佐藤将光による試合予想・見所が主催者より届いた。  同大会は日本時間の4日21時30分から、ONE公式アプリ「ONE Super App」および「ABEMA 格闘チャンネル」にて配信予定。 ──グラップリングで数々の実績を持ち、ONEでMMAデビュー後、5連勝。全試合をフィニッシュしているゲイリー・トノン選手について、松嶋選手はどんな印象を持っていますか。 「トノン選手は世界的に有名で、特別な選手だと思います。MMAの経験は少ないですが、その経験の少なさをカバーできるテクニックを持っている選手です」 ──トノンは打撃でも勝利を挙げています。過去の試合で目を引いたものはありますか。 「たぶん、拳なんかも強いんじゃないかなと思いながら試合を見ています。それを貰わずに自分の攻撃をしっかり当てて戦いたいです。一番最近の中原由貴選手との試合の印象が強いです。今まで隠していた武器(足関節)を一気に出したと言う感じがしたので。そういう戦いを今回、僕と戦うにあたっても狙っているような気がします」 【写真】シングルレッグから引き込み後転、外がけの外ヒールフックを極めたトノン。さらに内がけの外ヒール、内ヒールとバリエーションは豊富だ。 ──2019年のタイトルマッチ挑戦後、再起戦となった2020年2月のジャカルタ大会では、キム・ジェウォンをTKOで下しました。その後、どのようなことに取り組んできましたか。 「キム選手との試合での反省点を細かく練習してきました。ボクシングテクニックや、組み技を見直しました」 ──2019年のタイトルマッチを経て、再びタイトル戦線に立つために重要な試合となります。どのように戦いますか。 「相手の反応を見逃さずミスをしない試合展開にする。逆に相手が焦るような戦いにしたいです。(練習については)日本の強いグラップラーである今成正和選手や岩本健汰選手と練習させていただいて、しっかり対策はできたかなと思っています」 ──ご自身のアドバンテージはどこにあると感じますか。 「スタンドでの立ち合いの距離感的には、僕の方が攻撃を当てられる距離で戦えるのではないかと思っています。トノン選手は、パンチなどでダウンを取っているけれど、短い距離のパンチが目立っているので、そのあたりだと、たぶん僕は貰わないのではないかなと」 ──以前は「ランキングはあまり気にしていない」と仰っていましたが、フェザー級のランキングではトノン選手より松嶋選手の方が上です。今回トノンに勝つことができたら、次は誰と戦いたいですか。 「今は、次のことは考えられません。トノン選手を倒すことを全力で考えて、次の相手のことは試合が終わってから考えたいと思います」 ▼ONEフェザー級世界王者 マーティン・ニューイェン1位    クリスチャン・リー2位    松嶋こよみ3位    タン・リー4位    山田哲也5位    ゲイリー・トノン ──ファンにメッセージを。 「トノン選手はフェザー級の中で特別な強さを持った選手だと思っているかもしれないですが、僕がその幻想を覆す様な試合をするので、ぜひご覧になってください」 青木真也「トノンが本物かどうか」 「(松嶋は)打撃も組み技もソツなくこなす選手。ただ軸になるのはレスリング。全てをソツなくこなすファイターと言えば聞こえはいいが、武器がないとも言えます。フルラウンド戦う気力と体力が武器。 (トノンは)MMAファイターとしては未知数。グラップリングは一流ですが、MMAにすぐさま移行できるスタイルではないだけに、グラップリングをMMAにそのまま置き換えることは出来ないように思います。  トノンが本物であれば難なくクリア。でなければ、松嶋が競り勝つ。(勝者は?)どちらかを挙げるならトノン」 佐藤将光「トノンは組みも出来るのが厄介。松嶋選手は寝技から逃げるのみではなく、仕掛けを潰して削れるか」 「(松嶋は)小さい頃から格闘技をやっていて全部できるイメージ。テイクダウン能力が高いのとパワーがある選手だと思います。 (トノンは)寝技の選手。トップグラップラーがMMAをやった感じ。打撃をどの程度できるのかが不明なところですが、圧倒的な極めの強さがあるのでグラップリングだけで戦える気もします。寝技だけでなくて組みもできるのが相当厄介ですね。 (試合予想は)ゲイリー・トノンが寝技に引きずり込めるかどうかの試合。松嶋選手は寝技から逃げる様な展開になると厳しそうです。しっかり相手の仕掛けを潰して、削っていけばチャンスは出てくるかと思います。松嶋選手が勝つパターンとしては、思い切りの良い打撃を一発当ててKOか、寝技の仕掛けを潰してパウンドアウト。  ゲイリー・トノンが勝つパターンとしては、テイクダウンもしくは引き込みからサブミッションで一本勝ち。あるいはグラウンドコントロールし続けてパウンドアウト」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント