「振り向いてこないんでムカつくじゃないですか」との理由で萩原にフェイス・トゥ・フェイスを仕掛けた平本
2020年12月31日(木)にさいたまスーパーアリーナで開催される『Yogibo presents RIZIN.26』の追加対戦カードが12月2日(水)都内にて発表された。
68.0kg契約で、K-1甲子園2014 -65kg優勝・平本蓮(THE PAN DEMONIUM)がMMAデビュー。MMA4勝2敗の萩原京平(SMOKER GYM)と5分3Rのヒジ打ちありルールで対戦する。
会見で萩原は「4大会連続で出場することになりました。このカードは本当に自分でも凄く楽しみなカードやし、絶対面白いバチバチの試合になると思っているのでファンの皆さん、楽しみにしていてほしいです。対戦相手の平本君、今回がMMAのデビュー戦みたいなのでMMAの厳しさを教えてあげようと思うので、マウントとってヒジでボッコボコにしてやろうと思っています」と不敵な笑みを浮かべて挑発。
これを受けて平本は萩原の方を睨みながら「なんか楽しみな試合とか言ってたけれど、ふざけんなよ。お前がボコボコにされるだけの試合だからな。勘違いするなよ。喧嘩自慢だか何だか知らないけれど、やってきた歴史が違うので。それはキックだろうがMMAだろうが僕は変わらないので。平本蓮の強さを存分に見せる試合だと思うので。この試合はあくまで平本蓮vs萩原京平じゃないんですよ。平本蓮のデビュー戦なので楽しみにしていてください」と言い放った。
記者会見後、平本は自身のYouTubeチャンネルにインタビュー動画をアップ。「喋り足りなかった」という平本は萩原について「(映像は)ちょっと見たすね。短いのでアレですけれど。(打撃は)全然大したことないですよ。本当にレベルが違いますよ」と、白川陸斗をTKO、内村洋次郎を22秒でKOしている萩原の打撃を全く評価していない。
「総合の打撃とキックの打撃は違うと言う人がいるけれど、それは違うんですよ。総合の人の打撃はヘタクソですもん。キックと違うのは当たり前なんですよ(笑)」と、キックボクサーの打撃の方がレベルは上なのは当たり前と一笑。
ツーショット時に「フェイスオフは無しで」のアナウンスのなか、いきなり萩原と向き合ったことについては「一応ソーシャルディスタンスには気を付けていたんで(笑)。なんか振り向いてこないんでムカつくじゃないですか。それだけです」と、萩原が顔を向けてこなかったことにムカついて仕掛けたとした。
そして「今は自分の隙をなくしているところ。RIZINの最高の試合を見せられたら。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトですね。全部もってっちゃうようなデビュー戦に必ずなるので、楽しみにして待ってればって。RIZINがどうこうというより平本蓮が始まっていく試合というか、。ゴールは決まっているので走り抜けるだけですね」と、榊原信行RIZIN CEOが「過去最高のラインナップ」と評した今年の大晦日大会で一番のパフォーマンスを見せると自信満々に語った。
一方、萩原は自身のSNSで「無事にリングから降りれると思うなよ」と予告している。
4大会連続出場
— Kyohei Hagiwara 【萩原 京平】 (@pax12_k) December 2, 2020
無事にリングから降りれると思うなよ pic.twitter.com/pTiENc3X1e