空手
レポート

【極真会館】34年ぶり総本部から王者が誕生コバレンコ初優勝、女子は佐藤七海が初優勝

2020/11/29 17:11

▼男子準決勝第1試合
〇西村界人(東京城北支部)
判定3-0
×清水祐貴(東京城北支部)


体格で優る西村は距離を取って左中段廻し蹴り、横蹴り、近づくと膝蹴り。西村の後ろ廻し蹴りは清水がかわす。清水は突きから右下段を蹴るが、西村の上段が襲う。さらに西村は両手プッシュを多用しながら突きと膝蹴りのラッシュ。判定3-0で西村が同門対決を制して決勝進出を決めた。

▼男子準決勝第2試合
×石崎恋之介(東京城西支部)
一本 ※右下段廻し蹴り
〇コンスタンディ・コバレンコ(ロシア/総本部道場)


コバレンコは下突きから近付いての足掛け、または両手でプッシュしての突きの連打と石崎を惑わせる。突きを放つ石崎だがコバレンコはプッシュを多用して連打を寸断、右下段廻し蹴りを放つと石崎が崩れ落ち、3連続一本勝ちという圧倒的な強さでコバレンコが決勝へコマを進めた。

▼女子準決勝第1試合
〇佐藤七海(東京城西国分寺支部)
判定4-0
×山崎乙乃(東京城西世田谷東支部)


佐藤は距離を取り、前蹴りから入って突きの連打、そして上段への蹴りを狙う。山崎も同じくステップを使い突きで応戦する。打ち合いがたびたび見られるが、佐藤は突きだけにならず左右の膝蹴りも使って打ち合い、判定4-0で佐藤が勝利した。

▼女子準決勝第2試合
〇鵜沢菜南(千葉下総支部)
判定5-0
×遠藤ひとみ(神奈川横浜北支部)


遠藤は突きと下段、膝蹴りで打ち合う。体格で劣る鵜沢は左右に回り込みながらの下突きで応戦する。さらに左内股蹴り。激しく左右の胸を突く鵜沢に、遠藤が一瞬“うっ”という反応を見せる。その後は遠藤も打ち合ったが、判定5-0で鵜沢が決勝進出を決めた。

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