(C)RIZIN FF
2020年12月31日の大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催される「Yogibo presents RIZIN.26」の最新ポスターが発表された。
RIZINバンタム級タイトルマッチに臨む王者・朝倉海(トライフォース赤坂)と挑戦者・堀口恭司(アメリカントップチーム)がフィーチャーされ、「最強の王者か、最強の挑戦者か。」のコピーがつけられている。
RIZIN笹原圭一広報部長は、今回の新ポスターについて、「『最強の王者か、最強の挑戦者か。』のコピーは、カード発表会見の際に思いついた言葉です。サブコピーも入れようかと思いましたが、この再戦は、すでに多くのファンが想い入れを持って待ち望んでいたカードなので、余計な装飾は必要ないと思い、ストレートかつシンプルにすべきと思い直し、この言葉だけにしました」と語っている。
1年4カ月ぶりの再戦。取材によれば、米国から来日する堀口恭司は、2週間の隔離期間があるため、約1カ月前に来日し、実家の高崎で隔離生活を送りながら、帯同したセコンドとともに調整を行うようだ。
また、迎え撃つ王者の朝倉海は本誌の既報通り、全局面でのレベルアップに加え、フィジカル強化、打撃のみならず組み技面での強化も継続しており、死角の無い状態だという。
榊原信行CEOは、さいたま大会ではこのバンタム級タイトルマッチに加え、大晦日らしくいくつかの王座戦の開催を示唆しており、トフィック・ムサエフを頂点とするライト級の王座戦、前王者の浜崎朱加を中心とした女子スーパーアトム級王座戦の実施が予定されている。
アゼルバイジャンのムサエフはアルメニアとの紛争の前線から戻り、ほか海外選手同様に2週間以上前の来日を予定しているが、今後の各国のコロナ対策の状況を踏まえて、調整を続けているという。
いよいよ決戦まで1カ月。同大会はコロナ仕様の座席数でチケットが設定され、12月4日(金)からファンクラブ先行、6日(日)からはオフィシャルサイト先行の受付がスタートする。