9月5日にアウグスト・サカイにTKO勝ちし、連勝を飾ったアリスター。悲願のUFC王座奪取なるか (C)Chris Unger/Zuffa LLC
現在UFCで活躍中のアリスター・オーフレイム(オランダ=40歳)が自身のSNSで“引退”について触れた。
アリスターは1999年10月、リングスに初来日。2002年からはPRIDEに参戦し、後継団体であるDREAMでは2010年にヘビー級暫定王座に就いた。2007年11月には初代Strikeforce世界ヘビー級王座も獲得。さらに2010年12月には決勝でピーター・アーツをKOし、K-1 WORLD GPでも優勝と、立ち技とMMAの両方でビッグタイトルを獲得した。
2011年12月からはUFCに参戦し、初戦でブロック・レスナーを1RでTKOすると、現在まで19戦して12勝7敗。現在は連勝を飾っている。
そのアリスターが自身のSNSにて突然、引退について投稿した。
「40歳になっても私はまだ成長している。それは試合を見れば一目瞭然だと思う。しかし、現実的でなければならない。もう少し試合をして、グローブを壁にかけるつもりだ。ベルトを獲ればミッション完了だ」と、あと数戦で引退すると表明。その数戦内でUFC王座を手にすれば、自分の格闘家としてのミッションは完了するとした。
MMAとK-1を合わせて80戦以上の試合を行ってきたアリスター。いよいよカウントダウンが始まったようだ。
I’m still improving: even at 40 I think you can clearly see that in my fights. I’m still on a learning curve. But I have to be realistic. I’m going to have a couple more fights, then I’m going to hang up the gloves. If I win the belt, then the mission is completed #onefinalrun pic.twitter.com/gxQrZrrhhc
— Alistair Overeem (@Alistairovereem) November 24, 2020