K-1K-1
K-1
ニュース

【K-1】フェザー級で再浮上を目指す軍司泰斗「下からドンドン行こうかなと思っています」

2020/11/25 21:11
 2020年12月13日(日)東京・両国国技館『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』にて、スーパーファイトK-1フェザー級3分3R延長1Rで元Bigbangスーパー・バンタム級王者の亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦する、第2代Krushバンタム級王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)の公開練習が11月25日(水)都内所属ジムにて行われた。  軍司はK-1アマチュア優勝を経て2015年2月にプロデビュー。2016年にK-1甲子園優勝を果たし、2017年9月にはKrushバンタム級王座を獲得(第2代)。2019年10月に将史の兄・玖村修平を破り、2020年2月にはK-1で大活躍したスリヤンレックから勝利を収める金星を得た。満を持して9月にKrushスーパー・バンタム級王者の玖村将史に挑戦したが判定負け。今回からフェザー級に階級を上げて再起戦に臨む。戦績は12勝(3KO)5敗1分。  公開練習では2分1Rのミット打ちを披露した軍司。9月の『Krush.117』後楽園ホール大会では、かつてKrushスーパー・バンタム級王座決定トーナメントの決勝戦で敗れ、また顎の骨を折られて長期欠場に追いやられた因縁の相手である玖村将史と対戦。リベンジを懸けて挑んだものの返り討ちに遭ってしまった。だが、その直後に届いたのが、今回のK-1両国大会へのオファーだった。 「負けてすぐの時はこれからどうしようかなと思っていたんですけど、こういう話が来て、チャンスをもらったので、ここでしっかり結果を出さないと意味がないかなと思っています。(オファーを受けて)色んな人に相談して迷ってたんですけど、周りの意見は(試合を)やってほしいみたいで、しかもK-1という大きな舞台で、周りからも『出たほうがいいよ』と気持ちを押された」と、心機一転、出場を決めた。  また、1年前から考えていたというフェザー級への階級アップもこのタイミングで実行。「前までは減量メインにやってたんですけど、その分、追い込みの練習も増やせますからね。体重面でも絶対フェザー級のほうが力も出せるかなというのが、練習でもありますね」と、手応えを感じている様子だった。  対戦相手の亀本については「蹴り中心の選手だけどパンチも上手くて、いろいろ揃ってる選手。Bigbangのチャンピオンだったこともある選手なので、油断しないで行こうかなと思っています」と気を引き締めた軍司。  K-1フェザー級はチャンピオンの江川優生を筆頭に強豪がひしめく激戦区と言われている階級だ。「もちろん、目指しているのはチャンピオンなので、下からドンドン行こうかなと思っています」と、この激戦区でのタイトル戦線参入も見据えている。 「フェザー級には江川選手はじめ、強い選手がいっぱいいる中で、自分がやった相手とかも結構いるんですよ。自分がやったことのない選手ともやりたいし、やっぱり上に行きたいので、ドンドン強い選手とやっていきたいと思っています。 (今後フェザー級の中でやってみたい選手は?)もちろん、目指しているのはチャンピオンなので、江川選手なんですけど、それまでにやったことのない選手もいっぱいいるので、下からドンドン行こうかなと思っています。(タイトル戦線に絡んでいけそうな手応えは感じている?)多分、この試合でどの位置にまで行けるっていうのがわかると思うので、この試合に向けてしっかり調整するだけですね」  また両国国技館は軍司にとっては因縁のある場所だ。昨年6月のK-1両国大会では当時軍司が戦っていたスーパー・バンタム級の世界最強決定トーナメントが開催されたが、軍司はその直前の玖村戦で顎を骨折。トーナメント出場の夢はかなわなかった。「あの時はトーナメントに出られない悔しい気持ちがあった。その悔しい気持ちを晴らすためにも、両国大会に出られて嬉しいので、しっかり結果を出す」と昨年の悔しさを試合にぶつけるつもりだ。  そのためにも今回の亀本戦の勝利は必須。「勝ち方にもこだわって、KOで終わらせて、来年はもっと上に行けるようにしたいと思います」と有終の美を飾り、2021年は新たな戦場での再浮上を狙う。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント