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【Krush】“ラストJK”MOEが王座決定戦、菅原美優を「全ラウンドでボコボコにして圧勝」

2020/11/14 01:11
 2020年11月27日(金)東京・後楽園ホール『Krush.119』にて、第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント決勝戦を菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と争うMOE(若獅子会館)が公開練習を行った。  MOEは第19回K-1チャレンジ女子Bクラス -45kg優勝。現役JKファイターとして2018年12月にKrush初参戦。強豪を相手に連敗を喫したが、トーナメント初戦ではチャン・リーに判定3-0で勝利を収め、決勝へコマを進めた。戦績は3勝3敗。  チャン・リーとの準決勝を「チャン・リー選手が想定以上に強くてやりにくかった。試合内容は全然良くなかった」と反省し「前回は攻めきることができなかったので、自分の攻撃が当たらなくても前に出る・すぐ動くことを意識して練習してきた」という。  公開練習でMOEは兄で同じくKrushファイターの高橋直輝とのミット打ちを披露。7歳から現在まで若獅子会館で練習を続けるMOEだが「週に一回ジムに教えてくれる先生はいますが、基本的にはお兄ちゃんと峯(大樹)くんと練習しています」と常駐の専属トレーナーがいない環境で練習を続けている。  恵まれているとは言えない練習環境だが「教えてもらったことや聞いたことを言われたままやるんじゃなくて、自分の頭で考えてやる」と日々工夫を重ね「一緒に練習しているお兄ちゃんにも勝ってほしいし、自分も勝ちたい。恵まれている選手には負けたくないです」と反骨心とともに勝利を目指す。  決勝でベルトを争う菅原を「背が高くてリーチが長いので戦いづらそうやなと思います。簡単には勝てないと思います」と分析するMOE。その一方で「1R、2R、3R…全ラウンドでボコボコにして圧勝したい」と大胆予告。 「Krushの歴代チャンピオンはみんなめっちゃ強いので、自分も圧倒的に強いチャンピオンになりたいと思います。Krushの女子を日本一の場所にして、K-1 JAPAN GROUPの女子を世界的にも凄いと思われるものにしたい」と大きな野望を語った。  現在高校3年生。JKのうちにチャンピオンになるには今回がおそらくラストチャンス。Krush初の女子高生王者になることができるか。
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