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2020年11月21日(土)大阪城ホールにて開催される『Yogibo presents RIZIN.25』の全試合順が発表された。
これまでに発表されていた10カードに加え、新たにホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)と同門のクレベル・コイケを含む、4名の柔術家による「柔術デモンストレーション」が追加された。
メインイベントは「RIZIN初代フェザー級王者決定戦」。朝倉未来(トライフォース赤坂)と斎藤裕(パラエストラ小岩/第10代修斗世界フェザー級王者)がベルトを賭けて対戦する。
セミは、扇久保博正(パラエストラ松戸)と瀧澤謙太(フリー)によるバンタム級戦。住村竜市朗(TEAM ONE)とレッツ豪太(総合格闘技道場コブラ会)によるウェルター級王者対決が第8試合に、竿本樹生(BRAVE GYM)と北方大地(パンクラス大阪稲垣組)によるストロー級王者対決が、第7試合にラインナップされた。
また、第6試合後に「柔術デモンストレーション」が決定。“日本柔術界の至宝”ホベルト・サトシ・ソウザと、元KSW世界フェザー級王者のクレベル・コイケ、そして第2回SJJJF全日本柔術選手権優勝の秋田美咲(アラバンカ柔術アカデミー)、ヒクソングレイシー杯2018優勝の坂本ハリ(同)の4名で行われる。
8月横浜大会でサトシがリング上で紹介し、参戦を熱望していたクレベルのデモンストレーションでの登場は、今後のRIZIN参戦の布石となるか。榊原信行CEOは、「クレベル・コイケ選手の参戦も大晦日でいま最終調整をしています。未来vs斎藤のハネ方次第では、来年(2021年)フェザー級GPに繋げていってもいいのかなと思っています」と語っている。
今回は、RIZINマットに柔術衣を着て登場するクレベルは、「私の先生であり、“兄弟”でもあるサトシと一緒に柔術のデモンストレーションに参加が出来ることを光栄に思います。たくさんの人に私達の柔術を見てもらい興味を持ってもらえたら嬉しいです。また柔術だけでなく、私のMMAも近いうちに皆さんにお見せしたいと思います。どうぞよろしくお願い致します」とのコメントを発表している。
なお、同大会のチケットは既に全券種で完売となっており、RIZIN LIVE、またはスカパー! で視聴が可能だ。
◆ホベルト・サトシ・ソウザ「柔術を続けていればRIZINの選手になれるチャンスも」
「RIZINのリングで柔術のデモンストレーションができることを嬉しく思います。柔術を知らない人から見たら難しそうに見えるかも知れませんが、老若男女誰でも楽しめるし、技もたくさんあって、一回その楽しさを知ったら止めれないと思います! 自分に自信もつくし、続けていればRIZINの選手になれるチャンスもあるかもしれません!」
◆坂本ハリ
神奈川県出身、14歳。柔術歴9年、オレンジ帯。「ヒクソングレイシー杯 2018」優勝(グレー帯)、「コパ・ブルテリア2018」優勝(グレー黒帯)、「DUMAUチャンピオンシップ」優勝(黄色帯)
「柔術を始めて今年で9年、来年で10年になります。RIZINの大舞台で大好きな柔術が出来ることに感謝します。一生懸命頑張ります。よろしくお願いします!」
◆秋田美咲
神奈川県出身、12歳。柔術歴2年、黄色帯。第2回SJJJF全日本柔術選手権優勝、第4回JBJJF東日本柔術選手権優勝。
「憧れのRIZINに出られると聞いてとても嬉しかったです! 柔術の面白さを分かってもらえるように、一生懸命頑張ります!」