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【BOM】石井一成と片島聡志がお互いのタイトルを懸けてのダブルタイトルマッチ、WMC日本タイトル戦も2試合

2020/11/10 00:11
 2020年12月6日(日)神奈川・横浜大さん橋ホール『BOM~The Battle Of MuayThai~BOM WAVE03-Get Over The COVID-19-』の追加対戦カードが発表された。  イッセイ・ウォー・ワンチャイこと石井一成(ウォーワンチャイプロモーション)が参戦し、片島聡志(フリー)と対戦する。  イッセイはジュニアキック出身で、アマチュアでは14冠王を達成。タイを主戦場に6連続KO勝利を飾り、2017年2月にはTrue4Uフライ級タイトルを高校生で獲得。2017年6月からは『KNOCK OUT』に参戦し、2018年12月、トーナメントを制してKING OF KNOCK OUT初代フライ級王座に就いた。WPMF世界フライ級王座、BOMスーパーフライ級王座も保持し、那須川天心に対して“西の神童”と呼ばれている。  片島は26勝(4KO)16敗5分と50戦近いキャリアを持つベテラン選手。ムエタイルールを中心に活躍し、2014年5月にWPMF王座を獲得。2016年2月には藤原あらしを破っている。黒星が続くこともあったが2017年8月の『BOM』ではヒジありワンデートーナメントの「WMC日本53.00kg契約トーナメント」で優勝してベテラン健在ぶりを示した。前戦は9月の『RISE』で新鋭の酒井柚樹と引き分けた。  この対戦は当初、片島の保持するWPMF世界スーパーフライ級王座の防衛戦として行われる予定だったが、片島サイドから今年の6月28日に開催された『BOM WAVE01』にてイッセイが獲得したBOMスーパーフライ級のベルトを懸けてくれないかとの打診がBOMにあり、イッセイが承諾したためダブルタイトルマッチとして行われることが決定。  BOMプロモーターの中川夏生会長は「BOMのベルトはムエタイではかなりのレベルの高い選手が保持しています。フライ級に名高・エイワスポーツジム、スーパーフライ級にイッセイ・ウォー・ワンチャイ、ライト級に梅野源治、スーパーライト級にスアキムP.Kセンチャイ、ミドル級に柿沼慶と国内外の最高の選手が獲得してくれている事に誇りを持っています。来年にはタイはもちろん違う国からも招聘する選手が決まっています。今回、早いスパンで防衛戦をしてくれるイッセイ選手に感謝と漢気を感じました。タイの世界王者とBOMの王者が試合をしてくれる。しかもBOMのリングでこの一戦に協力して下さった事に感謝致しております」とコメントしている。  また、WMC日本王座の2つのタイトルマッチも決定した。  WMC日本スーパーフェザー級タイトルマッチ3分5Rで、王者・梅沢武彦(東京町田金子ジム)に RISEスーパーバンタム級3位の優吾・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM)が挑戦する。  梅沢は2019年12月のBOMで前王者リク・シッソーに挑戦し、2Rに右ハイでダウンを奪うとその後は左ミドルで圧倒、4Rには飛びヒザ蹴りをさく裂させてKO勝ち。王座を奪取した。今回が初防衛戦。対する優吾はRISEのトップランカーとして長く君臨。植山征紀にKO勝ちを収めるなど活躍し、一時は那須川天心への挑戦者候補にも名前があがったことがある。2018年9月に「第7代RISEバンタム級(55kg)王座決定トーナメント」の準決勝で鈴木真彦との対戦が決まっていたが、減量中に脱水症状を起こして欠場。以降、リングから遠ざかっていた。  WMC日本ライト級王者決定戦3分5Rでは、WMCスーパーフェザー級3位・川原龍弥(北流会君津ジム)とWMCライト級6位・加藤雅也(TSK japan)が対戦。  川原は2018年のJ-NETWORKライト級新人王トーナメントで優勝、8戦無敗の18歳として2019年4月に佐野貴信とWMC日本フェザー級王座決定戦を争ったが、判定で敗れ初黒星。階級を上げて再度タイトル獲りに挑む。加藤は『MuayThaiOpen』や『Bigbang』などに出場してきた。  WMC日本ミドル級3分5Rで、WMC日本ミドル級1位の大輝・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM)vsブハリ亜輝留(WSR幕張)の一戦も決定した。
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