【RISE】11勝無敗の山田洸誓に初黒星付けた北野克樹「まだ尻の青い選手でした。何回やっても結果は同じ」

　2020年11月1日（日）エディオンアリーナ大阪にて開催された『RISE DEAD OR ALIVE 2020』の一夜明け会見が2日（月）大阪府内にて行われ、北野克樹（誠至会）、中村寛（BK GYM）、拳剛（誠剛館）が出席した。 　スーパーライト級（-65kg）のSuperFight！で現RISE同級王者・山田洸誓（正道会館KCIEL）に勝利したWBCムエタイ日本統一同級王者・北野は「RISE初参戦でチャンピオンとやらせていただきました。王者同士の対戦で気合いが入り、ムエタイのチャンピオンとしての意地でRISE王者を食ってやろうと思い、しっかり食えたかなと思います」とコメント。 　現王者を倒したことで伊藤代表は「次回はタイトルマッチでの再戦でもいい」とコメントしており、北野は「山田選手は11勝無敗ということでしたが、まだ尻の青い選手でした。僕はラウェイのルールを経験したりと潜ってきた修羅場の数が違う。再戦が組まれても北野の方が強いとしっかり思われる試合をしたい。何回やっても結果は同じ。僕の蹴り地獄を味わわせたい」と再戦は受けて立つ構え。 　また、魚井フルスイング（和術慧舟會 HEARTS）に1RでKO勝ちした中村は、魚井の強打を受けて眼窩底骨折したために会見に遅れて到着し、「連敗して復帰するまで期待してもらって、やっと結果を出せました。形にできてホッとしてます。1RKOできましたが、相手は強く目を負傷したので戦い方を考え直してRISEのチャンピオンになれるようにいい勉強をさせてもらいました」と反省の弁。 　そして、「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg～那須川天心挑戦者決定トーナメント～リザーブマッチ」で拓也（蹴空ジム）に1RTKO勝ちした拳剛は「RISE初参戦で地元から大きな応援をしていただけました。この大会に懸ける想いは大きく、みんなの気持ちを裏切らないように結果として残したい気持ちで臨んだ試合でした。今回このように最高の勝ち方ができたのは、みんなの応援のおかげだと思います。僕は誠剛館の館長を務めていて、20名以上の教え子にも自分の姿を見せられて、自分もああいう舞台に立ちたいという夢や希望を持つような子供たちの顔を思いながら試合をしています。今回は最高の内容で勝てて良かったです。これからもこのような舞台を用意してください」とRISE再上陸をアピール。今後は過去に敗れている植山征紀や今回のトーナメント出場メンバー全員とやりたいとした。