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【K-1】挑戦者K-Jee「ワンサイドゲームになって俺がボコボコにして終わる。王者は穴だらけ」と王座奪取に自信、カリミアンは「このベルトに触れるのは夢の中だけ」

2020/11/02 16:11
 2020年11月3日(火・祝)福岡国際センター『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』の前日計量&記者会見が、2日(月)福岡市内にて13:00より行われた。  メインイベントのK-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ3分3R延長1Rで対戦する、王者シナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM)は89.0kg、挑戦者でKrush同級王者のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)は89.6kgで、それぞれリミットの90.0kgをパス。  続いてタイトルマッチ調印式が行われ、その後の記者会見でK-Jeeは「明日はいよいよベルトを巻く日になりました。一つの夢を実現できます。明日は楽しみにしていてください」と王座奪取を宣言。迎え撃つカリミアンは「足立区から来ましたPODのシナ・カリミアンです。今とてもいい状態で、明日の試合に向けて準備が整っています。K-Jee選手がこのベルトに触れるのは夢の中だけです」とベルトは渡さないと答えた。  当初、この試合はスーパーファイト(ワンマッチ)として行われることが発表されていたが、武尊vsレオナ・ペタスのスーパー・フェザー級タイトルマッチが消滅したことにより、クルーザー級タイトルマッチとして行われることに変更となった。  K-Jeeは「タイトルマッチに変わったことによって練習の内容は変わっていません。元々タイトルマッチを希望していたし、スーパーファイトでもタイトルマッチでも気持ちは変わらない。絶対に勝つって強い気持ちでトレーニングに励んできました。今回タイトルマッチに変わったことには運が向いてきているんだと感じています」と、運が良かったと話す。  カリミアンも「自分にとって全ての試合はタイトルマッチ同様重要な試合だと意識しています。トレーニングも同じで自分は今、日本で一番のジムでハードなトレーニングをしています。明日の試合へ向けて順調に整っています」と、タイトルマッチでもワンマッチでも気持ち的に変化はないとした。  両者は2018年9月の「K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント」準決勝で対戦しており、カリミアンが判定勝ちしている。2年前と比べてお互いどう思うか、との質問には次のように答えた。  カリミアンは「彼には自分が前回と比べてどれだけ変わったかをリングの上で見せたいと思っている。おそらく前回に比べて軽くなったかに見えるかもしれないが、パンチを受ければ今までとの違いが分かると思います」と、体重は軽くなったがパンチの質が違うとする。  K-Jeeは「前回は本当に準備不足でした。相手の武器を理解していなかったし、そういうところで対応ができていなくて飲まれて行って試合は負けました。今回は十分に相手の情報があって対策しています。明日はおそらくワンサイドゲームになって俺がボコボコにして終わると思います」と豪語。さらに、穴を見つけたのかと聞かれると「もう穴だらけなんですけれど、なんか上手いんですよね。やりにくさがあって。リーチとかけっこうスピードもあるし、それも踏まえて穴はいっぱい見えているのでしっかり突いていきたいと思います」と、やりにくい相手ではあるが穴はたくさんあると言い放った。  その言葉を受けてカリミアンは「おそらくK-Jee選手は自分が2年前と何も変わっていないと思っているのではないでしょうか。だったら愛鷹(亮=前回の挑戦者)に聞いてみればいい。愛鷹も試合後に、どれだけ自分が変わったかに驚いていた。明日はチャンピオンとしてやるべきことをやって勝ちたいと思います」と鼻で笑った。  最後にK-Jeeは「九州の皆さん、そしてファイターの皆さんがもっと身近にK-1のリングに立てるようになるには明日のイベントの盛り上がりが大事だと思うし、明日は文化の日で毎年文化の日はK-1福岡格闘技祭りっていう風になってくれたら嬉しいし、そうなると九州の選手が近くで夢を追えるし、チャンスいっぱい来ると思うし、とにかく九州を、そして福岡を格闘技で盛り上げるために明日の試合を盛り上げたいと思います」と、九州の格闘技界のためにも盛り上げるとの意気込み。  カリミアンは「いつも自分をサポートしてくれる神に感謝したいと思います。福岡大会が実現するに至った関係者の皆様、福岡の皆様にも感謝を申し上げたいと思います。K-Jee選手はホームタウンの選手だと思っていますが、自分のファンは自分がどこで試合をしようと自分を応援してくれていると信じています」と、敵の地元でも自分のファンは応援してくれているはず、と語った。
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