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【修斗】“黄金のバンタム”田丸匠が再起戦「結局は自分との闘い」vs. 4連勝中のダイキライトイヤー「雑草舐めとったら痛い目に合うで」=12月20日(日)大阪

2020/11/02 12:11
【修斗】“黄金のバンタム”田丸匠が再起戦「結局は自分との闘い」vs. 4連勝中のダイキライトイヤー「雑草舐めとったら痛い目に合うで」=12月20日(日)大阪

(C)SUSUMU NAGAO / SUSTAIN / GONG KAKUTOGI

 2020年12月20日(日)大阪・メルパルクホールOSAKAにて開催されるサステイン主催のプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2020 Vol.8 最終戦 in OSAKA Supported by ONE Championship」の追加カードが発表された。#shooto1220

 フェザー級で、田丸匠(世界バンタム級3位/NASCER DO SOL)とダイキ・ライトイヤー(修斗GYM神戸)が対戦する。

▼フェザー級 5分3R
田丸 匠(世界バンタム級3位/NASCER DO SOL)
ダイキ・ライトイヤー(修斗GYM神戸)

 2020年8月、バンタム級転向後3連勝でデビュー5年目にして初となるベルトを懸けた一戦に臨んだ田丸。安藤達也(フリー)との環太平洋バンタム級王座決定戦では、開始のホーンから目まぐるしい展開を魅せ“天才”の異名に違わぬ動きで観客を魅了するも、最後は“怪物”安藤のパウンドの前に屈し、自身2度目となるKOでの敗戦に天を仰いだ。あの敗戦から4カ月。早くも2020年最終戦となるメルパルクOSAKA大会への参戦を決意した。

 田丸は天賦の才のみならず、岐阜県瑞穂市の「NASCER DO SOL」に所属し、限られた環境のなかで創意工夫を凝らし、それを自身の成長に繋げてきた。今回の試合決定に「試合が発表されました。久々に大阪で試合させてもらいます。僕はいつも結局は自分との闘い。負けてから、高く飛ぶためには一回大きくしゃがむ事も必要だよなって思って生きてました。ここから真っ直ぐ走るから、皆さん応援よろしく」と、意気込みをSNSに記している。

 そんな田丸の前に立ちはだかるのが地元関西・神戸出身のダイキ・ライトイヤー(修斗GYM神戸)。

 今回でMMA18戦目を迎えるダイキは、関西の大会を中心にキャリアを重ね、3月に渋谷TSUTAYA O-EAST で行われた「FIGHT&MOSH vol.2」では榎本明と対戦。パンチが交差する刹那、力強い右のクロスで榎本の右ヒジが脱臼となり、29秒 TKO勝ちを収めている。

 デビュー直後は勝ち負けを繰り返し、順風満帆なキャリアではなかったが、2019年から4連勝(山城翔を2R KO、南出剛に判定勝ち、直撃我聞に三角絞めで一本勝ち、榎本明をTKO)と目覚ましい進化を見せている。

 修斗GYM神戸の責任者として取り巻く環境の変化や自信がファイトスタイルにも影響しており、この一戦はようやく掴んだ上位ランカーとの千載一遇のチャンス。今までの対戦相手とはわけが違うが地元で負けられない一戦となった。

 ホーム関西での戦いにダイキは「雑草舐めとったら痛い目に合う。雑草は根強いで」と地元に根付く草魂があることをツイートしている。

 バンタム級は世界王者・佐藤将光を中心に暫定王者・岡田遼、環太平洋王者・安藤、そして修斗に殴り込みを掛けてきた大塚隆史、修斗無敗の手塚基伸、投神・倉本一真、他にも多くの強豪がひしめいており、修斗史上稀にみる群雄割拠の様相を呈している。

“天才”の華麗なる復活か?“雑草”の下克上か? 勝利の女神が微笑みかけるのは田丸か、ダイキか。2021年には更に激化するバンタム級の試金石となる重要な一戦になることは間違いないだろう。

【新たに決定したカード】

▼フェザー級 5分3R
田丸 匠(世界バンタム級3位/NASCER DO SOL)
ダイキ・ライトイヤー(修斗GYM神戸)

【既報カード】

▼環太平洋ライト級チャンピオン決定戦 5分3R
田中 有(同級1位/リライアブル)
キャプテン☆アフリカ(同級2位/総合格闘技道場コブラ会)

▼73kg契約 5分2R
林RICE陽太(パラエストラ東大阪)
西川大和(西川道場)

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