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【REBELS】“アグレッシブなJDファイター”山上都乃、元ボクシング世界王者・山本ユノカと対戦「パンチでも打ち合いができたら」

2020/10/27 21:10
 2020年12月6日(日)東京・後楽園ホール『REBELS.69』の記者会見が、10月26日(月)都内にて行われ対戦カードが発表された。この日は昼夜大会として行われ、昼の部の『REBELS.68』は本戦が全試合REDルール(ヒジ打ちあり)、夜の部の『REBELS.69』は本戦が全試合BLACKルール(ヒジ打ちなし)となる。  女子-48.0kg契約2分3R延長1Rで、山上都乃(WSRフェアテックス湖北)vs山本ユノカ(KICK BOX)が決定。  山上はアマチュア戦績7勝1敗6分で、KNOCK OUTのTRYOUT生として2019年11月大会のオープニングファイトに出場。チエミから勝利を奪うと今年2月の『KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1』でプロデビュー。左右ミドルキックからパンチで前へ出るアグレッシブファイトで荒井穂乃香から勝利。8月大会では2戦2勝の現役女子高生ファイター木幡紀帆にも勝利してプロ2連勝。今春高校を卒業し、女子大生になった。  対する山本は2012年4月にプロボクシングでデビュー。名門ワタナベジムに所属して、2016年2月にバンコクにて7回TKO勝ちでOPBF女子東洋太平洋フライ級王座に就く。2016年8月にはWBA女子世界ライトミニマム級3位・西村聡美とWBA女子世界ライトミニマム級王座決定戦を行い、3R1分59秒、TKO勝ちで世界王座に就いた。同王座は初防衛に成功し、2017年10月にはIBF女子世界フライ級王者にも挑んだが判定負けで2階級制覇はならなかった。 (写真)パンチの技術はさすがの山本 ボクシングはその試合を最後に9勝(6KO)2敗2分の好成績を残して引退。2019年11月にジャパンキックボクシング協会でキックボクシングに転向第一戦を行い、判定で白星デビューを飾っている。7月の『RISE』ではRISE QUEENアトム級王者・紅絹と対戦するも判定で敗れ初黒星。8月のRISEにも連続参戦して樋田智子を相手にパンチの技術を見せつけて勝利し、戦績は2勝1敗1分。  会見には山上のみ出席し、「今回の相手は元ボクシング世界王者ということで、とても緊張していますがしっかり練習してパンチでも打ち合いができたらいいなと思います。もちろん蹴りも使いながらパンチでも対応できるように頑張りたいと思います」と、パンチでも負けないと意気込む。  パンチに関しては「威力的には負けない自信がありますが、技術面で凄く劣っていると思うのでこれから残り1カ月で仕上げていきたいと思います。少し大振りなパンチを打ってしまうのでそこに気をつけて練習していきたいと思います。ボクシング世界王者にもしっかり勝てるように練習していきます」と、対戦へ向けて磨いていきたいとする。 「ここで勝ったら私もよりベルトに近付けると思ったので、怖いという印象にはなりませんでした。いま研究していて先生とこれから作戦を練っていきます。前回は対策があまりできていなかった感じがするので、今回はより対策をして勝てるように頑張っていきたいと思います」と、山本に勝利してタイトル挑戦に近づきたいと語った。 
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