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【Krush】唯一の女子マッチに出場する“なにわの逸女”真優、悲しみ乗り越え「自分信じてやるだけ」

2020/10/16 18:10
【Krush】唯一の女子マッチに出場する“なにわの逸女”真優、悲しみ乗り越え「自分信じてやるだけ」

笑顔で計量をパスした真優

 2020年10月17日(土)東京・後楽園ホール『Krush.118』の前日計量&記者会見が、16日(金)都内にて13:00より行われた。

 今大会で組まれた唯一の女子マッチ、第2試合のKrush女子フライ級3分3R延長1Rで対戦する、真優(月心会チーム侍)は51.5kg、小澤聡子(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)はリミットちょうどの52.0kgでそれぞれ計量をパス。


 真優は大阪出身の20歳。プロ戦績は4勝3敗2分だが、アマチュアで豊富な試合経験があり、K-1甲子園のワンマッチでも勝利したことがある。空手仕込みの蹴り技を武器に、高校生時代の2016年8月には「J-GIRLSフライ級ニューヒロイントーナメント」で優勝を飾った。

 2019年8月のK-1大阪大会では、現K-1 WORLD GP女子フライ級王者KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)の対戦相手として大抜擢されたが、判定3-0(30-28、30-27×2)で敗れた。同年12月には壽美(NEXT LEVEL渋谷)にも判定3-0(30-29×2、30-28)で敗れて連敗中。


 対する小澤は名門K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTに所属し、今回がプロ31戦目(7勝19敗4分)となるベテランファイター。J-GIRLSで活躍し、2012年11月には現プロボクシングWBO女子世界スーパーフライ級王者・吉田実代とも拳を交えている。

 計量をパスした真優は「500アンダーで計量クリアしました。明日は自分信じてやるだけ。押忍」と自身のSNSにて報告。試合の1週間前には大好きな祖父が亡くなるという悲しい出来事があり、「正直精神的にも限界超えてて泣いてばっかやけど真優なら乗り越えれる試練やと思って、試合までのラスト1週間、耐えて頑張ります。ここで真優がやりきらなじいちゃんが悲しんでまう。気合い入れ直さな」との決意を綴っていた。

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