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【ホーストカップ】ヘビー級王者対決、内田雄大「覚悟しておいてください」岡崎章太「どっちが本物の王者かはっきりさせましょう」

2020/10/14 21:10
【ホーストカップ】ヘビー級王者対決、内田雄大「覚悟しておいてください」岡崎章太「どっちが本物の王者かはっきりさせましょう」

6月大会で対戦することが決まっていたが、新型コロナウイルスの影響で大会開催が中止。今大会で激突することになった岡崎(左)vs内田

 2020年10月18日(日)エディオンアリーナ大阪第2競技場『QP PRESENTS HOOST CUP KINGS OSAKA 5』は、DAY FIGHT(12:30開始)とNIGHT FIGHT(16:30開始)の2部制で開催される。

 NIGHT FIGHTのメインイベント、ヘビー級3分3R延長1Rで対戦するHOOST CUP日本ヘビー級王者・内田雄大(TeamPeterAerts)とAccelヘビー級王者・岡崎章太(DOT)のインタビューが、主催者を通じて届いた。

 内田は全日本空手道連盟主催の全日本三連覇を成し遂げた両親を持つ空手サラブレッドで、自身も高校・大学と空手に打ち込み、柳ケ浦高校時代は国体準優勝、近畿大学では全日本学生空手道連盟主催の全日本大学団体優勝、個人優勝を飾った。2015年8月の和道会ワールドカップ84kg級で優勝後、総合格闘技に転向。2015年末の『RIZIN』でプロデビューするがワレンティン・モルダフスキーに一本負け。

 2017年3月からはオランダに渡り、ピーター・アーツの指導を受けてキックボクサーとしてのプロキャリアを積む。2018年末には『平成最後のやれんのか!』で.小西拓槙に勝利。2019年12月には初代HOOST CUP日本ヘビー級王座に就き、今年3月のHOOST CUPではYABUをTKOに下している。

 対する岡崎は、昨年5月にピーターソン・シャカルに勝利してAccelヘビー級王座に就いた。過去には元J-NETWORK王者ジャイロ楠をローキックであわやというところまで追い詰めるなど、国内、西日本ヘビー級戦線で活躍する。国内王者を倒し、メジャー海外選手との対戦を目指す内田が差を見せ勝利するか、岡崎が攻撃力を見せさらなる高みを目指すか。

内田「たぶん、どんなヘビー級選手よりも器用です」

――最近の日本での試合を振り返っていかがでしょうか?

「いろんな方から反響いただいて、また日本で試合することによってモチベーションも上がって精神的にも技術的にも上がってきているのでこれからも成長を見せられればなと思います」

――今回、コロナ渦でもあり、日本で調整をしているそうですが、仕上がりはいかがでしょうか?

「仕上がりとしてはかなりいい調子がでてきて、普段オランダでは取り入れていないことに最近は取り組んだり、新しい技術であったり精神面も伸びてきたかなと思います」


――LEGENDピーター・アーツ会長の指導で学んだことは?

「試合に対する姿勢であったり戦略とか、練習中の取り組み方とか、学ぶところは多いです。例えば試合前になるとナーバスになる選手が多いですが、キャリアもあるからでしょうが、冷静さを失わずに平常心で臨むところや、その気持ちの持っていき方とかアドバイスをいただいたり見習うところが大きいです」

――最近国内では軽量級の活躍が目立ちますが、ヘビー級選手として、いかがでしょうか?

「ヘビー級にしかない迫力はあると思いますが、日本の軽量級はレベルが高く世界に通用する階級で非常に素晴らしいことだと思います。しかしヘビー級となるとなかなか日本人が通用しない階級ですが、そのなかで精神力や技術で闘いぶつかっていくところを見て感動を与えられたらと思います」


――内田選手の武器とは?

「たぶん、どんなヘビー級選手よりも器用です! なんでもできるところですかねー。どんな状況になっても対応力はある方だと思うし、自信があります!」

――今後の目標について。

「ずっと言っているんですが、世界のベルトを巻くことと、LEGENDファイターをぶっ倒したいと思います!」

――対戦相手の、アクセル王者、岡崎章太選手の印象は?

「格闘技界では先輩にあたりますが、多団体の王者なので全力で潰しに行かないとなと思っています」


――どんな試合を見せたいですか?

「相手がどうであれ、自分の試合をみんな見に来てくれるので、僕がどう闘うかに期待してほしいと思います」

――対戦相手へのメッセージを。

「岡崎選手、試合を受けてくれてありがとうございます。覚悟しておいてください!」

――ファンへのメッセージをお願いします。

「コロナと一緒に対戦相手をぶっ倒すので応援よろしくお願いします」

岡崎「RIZINなどさらに大きな舞台に立ちたい」


――地元でのHOOST CUP大阪大会参戦の抱負について。

「地元大阪の憧れていたHOOST CUPのメインで試合ができるのが嬉しいです。たくさんの方が応援に来てくれるのでいい報告ができるように頑張りたいと思います」

――昨年、ACCELチャンピオンになっていかがでしょうか?

「あのベルトは重たいんですけど、いろんな歴史が詰まっているベルトだと思ってるし、僕にとって思い入れのあるベルトです。僕はまだあのベルトにふさわしい選手になっていないと思うんですが、内田選手に勝ったら、ふさわしい選手として認められるので必ず勝ちに行きたいと思っています」

――国内では軽量級の活躍が目立ちますが、ヘビー級選手として、いかがでしょうか?

「なかなか大きい日本人選手が少ないんですが、だからこそ目立てると思っているので、今大会もヘビー級の岡崎選手すごいなと思われるような試合をしたいと思います」


――岡崎章太選手の武器とは?

「運動神経はあまり良い方ではなく“でくのぼう”と呼ばれていましたが、この恵まれたお母さんにいただいた骨格をだんだん年を追うごとに使いこなせるようになってきています。恵まれた体格を生かして、内田選手に勝ちたいと思います」

――今後の目標について。

「内田選手に勝ったら、RIZINなどさらに大きな舞台に立ちたいと思います」

――対戦相手の、内田雄大選手の印象は?

「伝統空手出身ならではのヘビー級らしからぬスピード、ジャブや右ストレートはもらってはいけないと警戒しています」


――どんな試合を見せたいですか?

「内田選手のスピードにひるまず、前に出て捕まえて倒したいと思います。絶対下がらない、気持ちで負けない試合をします!」

――対戦相手へのメッセージを。

「ベルトは2つもいりません! どっちが本物のチャンピオンかはっきりさせましょう」

――ファンへのメッセージをお願いします。

「みんなのおかげでリングに立てます。今回は絶対勝ちます」

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