キックボクシング
ニュース

【RISE】新スーパーフライ級王者・大崎一貴がSB王者・川上叶と王者対決、タップロンvs実方拓海で挑戦者決定戦

2020/10/06 14:10
 2020年11月14日(土)東京・後楽園ホール『RISE 143』の主要対戦カードが発表された。  今大会には9月に第2代RISEスーパーフライ級王者となった大崎一貴(OISHI GYM)が参戦、シュートボクシング日本バンタム級王者・川上叶(龍生塾)と王者対決を行うほか、RISEスーパーライト級2位タップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム)vs同級6位・実方拓海(TSKjapan)によるスーパーライト級次期挑戦者決定戦(王者は山田洸誓)、そしてフェザー級でも次期挑戦者を選抜する3試合が行われる。 ▼SuperFight! スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1R大崎一貴(OISHI GYM/第2代RISEスーパーフライ級王者)川上 叶(龍生塾/SB日本バンタム級王者)  大崎はタイ・ルンピニースタジアムで8連続KO勝利を飾り、同スタジアム王座に挑戦したこともある。2018年には「KING OF KNOCK OUT初代フライ級(51kg)王座決定トーナメント」で準優勝。RISEには今年2月に初参戦し、連勝中だった風音からダウンを奪って勝利すると、7月大会では政所仁との接戦を延長戦の末に制し、9月に田丸辰の保持する王座に挑戦。2Rに田丸をロープに詰めると、離れ際に左フックをカウンターでヒットさせ、ダウンを奪取。その後も圧力をかけ最後まで手数を落とさず、重い打撃でアグレッシブに攻め判定勝利で念願の王座をつかみ取った。  対する川上は大阪在住の20歳で戦績は11戦7勝(5KO)のハードヒッター。昨年11月のシュートボクシング愛知大会で佐藤執斗にKO勝ちして初代SB日本バンタム級(52.5kg)王座を戴冠。今年4月の大阪大会で石井一成との対戦が決定していたが、新型コロナウイルスの影響で大会が中止。今回が満を持してのRISE初参戦で王者・大崎との王者対決が決定となった。 ▼スーパーライト級(-65kg)次期挑戦者決定戦 3分3R無制限延長Rタップロン・ハーデスワークアウト(ハーデスワークアウトジム/同級2位、元WMC世界フェザー級王者)実方拓海(TSKjapan/同級6位、WMC日本スーパーライト級王者、LPNJスーパーライト級王者)  タップロンは日本で活躍するムエタイ選手。炸裂音が会場中に響く強烈な右ミドルキックとKO狙いの豪快なパンチを武器とする。昨年3月にはウェルター級王者ベイノアに初黒星をつけるも、スーパーライト級王者決定トーナメントで山田洸誓に敗れ、9月にはベイノアにリベンジを許してしまう。しかし、11月に開催された「岡山ZAIMAX MUAYTHAI 65kgトーナメント」で水落洋祐、マサ佐藤、小川翔を下して優勝、今年2月には鈴木真治からダウンを奪い完勝している。  対する実方は日本タイトルを4冠持つベルトコレクターで、ヒジ有りでの実績は折り紙付き。昨年6月のRISE初参戦では、EVOLのメインで川島史也を撃破。今年2月には杉本卓也を判定で下し、王座挑戦まであと一歩となった。 ▼ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R廣野 祐(フリー/元J-NETWORKスーパーウェルター級&ミドル級王者)中島将志(新潟誠道館/同級5位、ウェルター級2位)  廣野はJ-NETWORKミドル級、スーパーウェルター級の2階級制覇後にK-1、Krushを主戦場に活躍。2017年12月に日菜太に敗れた後にはロシアのMMA団体『ACB』のキックボクシング部門に参戦を果たす異色のキャリアを持つ。昨年9月『Road to ONE:CENTURY』で初代ZSTウェルター級王者の内村洋二郎を2Rに左ストレートでKOして以来、1年2カ月ぶりの試合となる。  対する中島はRISEでも珍しい複数階級でランキングに名を連ねる激闘派ファイター。昨年5月には元Krush王者・渡部太基を下したが、9月にはHidekiのフックに苦しめられ判定負け。再起戦となった12月の『Stand up』では、各地のリングを渡り歩く緒方惇と対戦。1RKOでメインを飾っている。 ▼フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R澤谷大樹(HAWK GYM/同級3位)門口佳佑(EX ARES/同級6位) ▼フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R宮崎就斗(TARGET/DEEP☆KICK-57.5kg暫定王者、同級4位)竹内将生(エイワスポーツジム/Bigbangフェザー級王者、元MA日本スーパーバンタム級王者) ▼フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R山川賢誠(Kickboxing Academy Sapporo/同級7位)梅井泰成(TEAM TEPPEN)  フェザー級にて、澤谷大樹vs門口佳佑、宮崎就斗vs竹内将生、山川賢誠vs梅井泰成の3試合が決定。この戦いは王者・工藤政英が保持する同級タイトル挑戦へ重要な試合となる。ここでインパクトを残しチャレンジャーとして名乗りを上げるのは誰だ? ▼スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R川島史也(BattleNation/ライト級7位)伊藤澄哉(戦ジム/同級3位) ▼スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R森香津眞(チームドラゴン/同級4位)吉沼大樹  タップロンvs実方の挑戦者決定戦が行われるスーパーライト級で川島史也 vs 伊藤澄哉、森香津眞vs 吉沼大樹も決定した。川島はライト級からスーパーライト級へ本格転向。そして伊藤澄哉はムエタイ女王・伊藤紗弥の実兄で今回参戦する森香津眞を昨年11月プロデビュー戦で破っている。その森は今年2月RISE EVOLでKO勝ちし連敗をストップ。吉沼はKrushで過去に活躍していた選手で今回RISE初参戦となる。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント