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インタビュー

【K-1】武尊がレオナ・ペタスの睨みつけを無視した理由、そして「最高のKO勝ちを見せて、K-1の熱をみなさんに届けたい」

2020/10/05 15:10
 2020年11月3日(火・祝)福岡国際センター『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』にて、Krushスーパー・フェザー級王者レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)の挑戦を受けて2度目の防衛戦に臨むK-1 WORLD GP同級王者・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)のインタビューがK-1公式サイトにて公開された。  今年3月にペッダムをKOして無敵の33連勝。戦績を39勝(23KO)1敗とした武尊は約8カ月ぶりの試合に「やっと試合できると思って、嬉しい気持ちですね」と、久しぶりの試合にワクワクしているようだ。  挑戦者レオナの印象を聞かれると「1発があって、手足が長いところを警戒しています」と言い、7月の『Krush』で盟友・大岩龍矢とのタイトルマッチをセコンドとして見て「改めてレオナ選手は強くなっているなと思いました」という。 「やっぱり背負うものができたら実力って上がるんですよね。僕は精神的なところが作用していると思うんですけど、本当にパンチ力、パンチのスピード、技術…全部が上がっちゃうぐらい強くなるというか。武居由樹くんや江川優生くんもそうですけど、チャンピオンになるとみんな一段階、目に見えて分かるぐらい強さが上がりますよね。僕自身、ベルトを巻く度にレベルを上げてきたと思うし、それをレオナ選手からも感じました。そしてそういう選手はチャンピオンでい続けられる、ベルトを持ち続けられる選手だと思います」と、レオナがチャンピオンになって強さを増したと評価。  その理由は「やっぱり背負うものが大きくなればなるほど、負けられないプレッシャーや恐怖とも戦い続けなければいけない。それは練習にも影響するし、私生活から変わるんです。強くなきゃいけない・負けちゃいけないという想いと戦いながらやる練習は絶対に自分を強くしてくれます。チャンピオンになって技術もパワーもスピードも全て上がるというのはそこなんじゃないかと思います」と、自身の経験から話した。  対戦発表の記者会見では、睨みつけるレオナを無視。その理由を聞かれると「僕の中で今はまだ違うんじゃないかなと思ったんです。試合前日だったら応じたかもしれないですが、話題作りのためにそういうことをしたくないので。それに僕は試合前にフェイスオフしちゃうとスイッチが入って、試合まで我慢できなくなっちゃうので(苦笑)、たぶん試合前しかやらないですね。ただレオナ選手の今回の試合に懸ける意気込み、強い気持ちはすごく感じたし、それは僕も同じ気持ちです。その気持ちがぶつかり合えばいい試合になると思います」と、試合前までスイッチを入れないためだったと明かした。  そして「ようやくお客さんの前で試合することができるので、それがすごく嬉しいです。初の福岡大会で初めてK-1を見る人も多くなる大会だと思うので、そういう部分ですごく気合いが入ってるし、最高の試合をして、最高のKO勝ちを見せて、K-1の熱をみなさんに届けたいと思います。コロナの影響で日本や世界のみんなの気持ちが落ちていると思いますが、K-1・格闘技にはそれを変える力があると思います。K-1・格闘技の力でみんなに元気をあげられたらいいなという気持ちも持って、今回の試合は全力で戦おうと思ってます。絶対に勝ってベルトを守ります」と、意気込みを語った。
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