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2020年11月1日(日)に開催予定だった福岡大会「闘裸男27」が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期に。2020年12月13日(日)に香川県高松市で開催予定の「FORCE」が「闘裸男×FORCE」としてケージでの開催が決定した。
急激な減量による免疫力低下を防ぐため、本来の階級より1階級重いクラスで当日計量を実施。通常フライ級の宇田悠斗(愛媛/総合格闘技道場HOPE)と宮城友一(沖縄/DROP)がバンタム級(61.2kg)5分3Rで対戦。
同じく通常ストロー級の安芸柊斗(徳島/MMA Zジム)と旭那拳(沖縄/パラエストラ沖縄)がフライ級(56.7kg)5分2Rで対戦するなど、四国在住選手と、沖縄など関西より西のジムの対抗戦が組まれている。
愛媛県宇和島市出身の宇田は、フライ級ランキング10位。2018年の全日本アマチュア修斗フライ級優勝からプロ修斗で當房桂、タ―カ―、津田麗茉を相手に3試合連続フィニッシュ勝利。前戦2020年7月の西村大地戦で初のドローも、4試合でまだ黒星はついていない。思い切りのいい打撃に加え、腰が強く、スクランブルにも長けている宇田は、再び連勝街道に乗ることができるか。
対する沖縄の宮城友一は同級9位のベテラン。2002年の第6回『アマチュアパンクラス』60kg未満級準優勝から、2006年にPANCRASEでプロデビュー。VTJ、GRANDSLAMを経て、GLADIATORで連勝。2016年11月から2019年12月の「GRACHAN 42 x GLADIATOR 011」まで8勝1分の好戦績を残すも、2020年8月の「ZST 68」でNEXUSフライ級王者・駒杵嵩大と対戦し、2度の正対を成功させるも、向き直りのパウンドに腕十字を合わされ一本負け。高松で再起戦を迎える。
徳島の安芸は、プロデビューから阿部剛、ふじい☆ペリー、マッチョ ザ バタフライ相手に3連勝も、木内崇雅、本田良介に連敗。前戦2019年10月の牧ヶ谷篤戦で1R TKO勝利、再起を遂げている。
対する沖縄の旭那は、安芸同様に木内に敗れ、ふじいに勝利。2019年5月にオニボウズに判定2-0で敗れるも、、2019年11月の前戦・石原慎之介との試合ではリアネイキドチョークで一本勝ちを極めている。
コロナウイルスの影響があるなか入場者数は通常の半分以下に制限されるが、今回、四国限定ブランドの「FORCE」と地方興行のパイオニア「闘裸男」が初の合同興行となる。
同大会に向け、主催のTORAO NATION STATEは「修斗を地方でも再開させたい」をテーマに、クラウドファンディングを実施。ライブ配信も行う。「支援は選手とスタッフへの検査費用、会場の衛生管理とライブ中継費用に加え、今年から導入を予定していたケージリングの管理等に使わせていただきます」としている。
プロフェッショナル修斗公式戦「闘裸男×FORCE」
2020年12月13日(日)高松シンボルタワー 展示場
14時開場/15時開始予定
▼フライ級(56.7kg)5分2R
安芸柊斗(徳島/MMA Zジム)
旭那 拳(沖縄/パラエストラ沖縄)
▼バンタム級(61.2kg)5分3R
宇田悠斗(愛媛/総合格闘技道場HOPE)
宮城友一(沖縄/DROP)
▼バンタム級(61.2kg)5分2R
高岡宏気(香川/トイカツ道場香川支部)
Lyo,o(沖縄/reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE)
▼ライト級(70.3kg)5分2R
CHAN-龍(徳島/MMA Zジム)
紀州(和歌山/ASH)
▼ライト級(70.3kg)5分2R
結城大樹(福岡/マスタージャパン福岡)
國頭 武(広島/総合格闘技道場BURST)