K-1K-1
K-1
インタビュー

【Krush】西京佑馬「これから社会人としてキック一本でやっていく」、大岩龍矢「ベルトは佑馬がしっかり獲ったんで、K-1で皇治選手と戦いたい」=「Krush.99」一夜明け

2019/04/01 19:04
3月31日(日)東京・新宿区の「GSPメディアセンター」にて「Krush.99」の一夜明け会見が行われた。(C)Good Loser 30日のメインイベントとなったKrushスーパー・フェザー級タイトルマッチで王者・島野浩太朗と対戦した西京佑馬。序盤からリーチを活かした攻撃で試合のペースを掴むと、3Rには右ストレートで二度のダウンを奪い判定勝ちを収め、“高校生Krush王者”の目標を達成した。 一夜明け会見で西京は「島野選手にはけっこうパンチ当ててたんですけど、やっぱチャンピオンとしての意地があって中々倒れなくて苦戦しました」と島野のタフさを称えつつ「島野選手はチャンピオンで凄い良い選手だったんで、その選手に二回ダウン取って勝てたというのはかなり自信につながりました」と試合を振り返る。 さらにベルトを手にした心境を「素直に嬉しいんですけど、ベルトを獲ってみたら、ここからがスタートかなって気持ちです」と語る西京。K-1チャンピオン、そして高校卒業後は格闘技一本で生きていける選手になることを目標に掲げ「レオナ・ペタス選手には一回負けてるんで、しっかりリベンジして、その後も強豪とどんどんやっていきたいです」とプロキャリアで唯一敗れているレオナ・ペタスへのリベンジを希望した。 西京佑馬「春馬にも頑張ってもらって兄弟チャンピオンになりたい」 「昨日は応援ありがとうございました。昨日のタイトルマッチが決まってから今まで2カ月間ぐらいしっかり練習してきたんで、島野選手にはけっこうパンチ当ててたんですけど、やっぱりチャンピオンとしての意地があって中々倒れなくて苦戦しました」 ──試合を振り返って、改めて島野選手の印象は? 「1R目からガンガン来るかなとは思ってたんですけど、3R目にダウン取ってからは勢いを増してきて、ちょっとボディが効いちゃったんですけど、勢いがあってタフだなって感じがありましたね」 ──1Rから上手く距離を取ってカウンターを当てていたが、それは狙っていた? 「自分のファイトスタイル的にもカウンターの方が多いんですけど、その中でダウンが取れたのも練習で一杯やってきたことなんで、癖として出て良かったかなと思います」 ──ボディを効かされた中でもカウンターでダウンを奪って成長を感じた? 「回復するようにちょっと逃げてたんですけど、相手に隙が出来るかなと思ってよく見てました」 ──実績が豊富な島野選手に勝利したことで得たものは? 「やっぱり島野選手はチャンピオンで凄い良い選手だったんで、その選手に二回ダウン取って勝てたというのはかなり自信につながりました」 ──ベルトが手元にある現在はどんな思い? 「素直に嬉しいんですけど、獲ってみたら、ここからがスタートかなって気持ちです」 ──チャンピオンとしての理想像は? 「ここからはもう負けなしでどんどん勝ち進んで、K-1のチャンピオンも狙って行きたいです」 ──今後の目標は? 「高校を卒業して、これから社会人として自分はキック一本でやっていくつもりなんで。格闘技だけで食べて行けるような凄い選手になりたいです」 ──SNSで兄の春馬選手が「これからは敬語で話さないといけない」と言っていたが、何か言葉はかけられた? 「『おめでとう』ってぐらいですね。全然敬語じゃないです(笑)」 ──兄弟でどんなファイターになっていきたい? 「春馬は今はチャンピオンじゃないですけど、自分がチャンピオンになったことで多分良い刺激を与えられたと思うんで、春馬にも頑張ってもらって兄弟チャンピオンになりたいです」 ──戦いたい相手や、やっていきたい試合は? 「レオナ選手には一回負けてるんで、しっかりリベンジして、その後も強豪とどんどんやっていきたいです」 ──ファンに向けてメッセージを。 「昨日は応援ありがとうございました。これからもしっかり頑張るんで、ご注目よろしくお願いします」 大岩龍矢、豪快な一撃KOでK-1出場&皇治に挑戦状を叩きつける!「一発KOはイメージ通りだった。今波に乗っていて、自分が挑戦したいと思える皇治選手と戦いたい」 2018年12月の後楽園大会ではスーパー・フェザー級タイトルマッチに臨むも、延長判定で敗れてベルトを逃した大岩。30日の第7試合では林京平を豪快な1RKO勝利で沈め、再起戦を勝利で飾った。 会見で大岩は中村拓己プロデューサーに「逆に昨日試合はどうでしたか?」と感想を求めつつ、昨日のリング上に続いてK-1出場と皇治との試合を改めてアピール。 同門の西京佑馬がKrushスーパー・フェザー級のベルトを獲得したことも相まって「Krushのベルトは佑馬がしっかり獲ったんで、一番近くで何を目指すかと言ったらK-1出場。大岩龍矢がK-1に出場しますんで、K-1ファンの皆さん待っておてください」とK-1出場を勝手(?)に宣言した。 大岩「『段階を踏んで来い』というけど、皇治選手も段階踏めてるのかな?」 「試合を振り返って、(中村プロデューサーに)逆に昨日試合はどうでしたか?」 ──中村プロデューサー「見事な一発KOで、連勝してた良い時の大岩選手が戻ってきたと思います」 「ってことは僕がリングで言ったK-1出場、皇治選手とやれるってことですか?」 ──中村プロデューサー「きっちりKO勝ちしたのは次のチャンスにつながる良いアピールだったと思う。西京選手がスーパー・フェザー級のタイトルを獲ったので、大岩選手がすぐにKrushのタイトルを狙うというのは、現状考えにくい状況。その中で大岩選手がK-1出場や皇治選手との試合をモチベーションにするのは当然だと思います」 ──昨日の試合を振り返って、対戦相手の印象は? 「昨日の一発KOは、一番最初にイメージしていた一つだったんですけど、その一つめがああいう形で決まったって感じです」 ──年末のタイトルマッチとの違いは? 「前回のタイトルマッチの時は気持ちが前に出過ぎて、イメージしていたことが全て出せてなかったです。モロに悪いところがタイトルマッチに出ただけで、今回はイメージどおりにいったんで、そこがKOにつながったと思います」 ──最後のKrushで納得行く試合が出来た? 「自分の試合前までずっとKOが続いてたんで、最後のKrushということで一番盛り上げて倒したいって気持ちもありました」 ──皇治選手は対戦を望んでいる選手に「段階を踏んでから来い」と言っているが? 「まず皇治選手が言ってる『段階を踏んで来い』という意味が僕はちょっとよく分からないんで……。“皇治選手も段階踏めてるのかな?”っていう色んな疑問も出てきます。まあ(皇治と)やる前に外国人選手と(試合)っていうのは、自分はまだ外国人選手とやったことないんで、やってみたいという気持ちはもちろんあります」 ──なぜ皇治選手と戦いたい? 「それはもちろん今波に乗ってる中の一人ですし、単純に活躍してる選手だからです。ここ最近は結構『大岩が勝つんじゃないか?』って予想される試合が多くて、今回そう思われていた試合だったと思います。だからそうじゃなくて、自分が挑戦したいと思う選手とやりたい気持ちがあるんで、皇治選手の名前を出しました」 ──今後の目標は? 「ベルトは佑馬がしっかり獲ったんで、一番近くで何を目指すかって言ったらK-1出場です。そこに行くこと(K-1出場)は当たり前かなって自分で思ってるし、K-1に出場して、自分がK-1の顔になることが目標ですね」 ──ファンに向けてメッセージを。 「大岩龍矢がK-1に出場しますんで、K-1ファンの皆さん待っててください」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント