11月のREBELSでMARI(パネルの人物)との対戦が決まったぱんちゃん。RIZIN大晦日大会出場へ向けてアピールできる内容にしたいという
2020年11月8日(日)東京・後楽園ホール『REBELS.67』の記者会見が、9月28日(月)都内にて行われた。
会見にはREBELS-BLACK女子46kg級初代王者ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)が出席。対戦が決まった元ミネルヴァ・ピン級王者MARI(ナックルズGYM)についてコメントした。
8月30日の『REBELS.65』でMISAKIを破り、REBELS-BLACK 女子46kg級初代王者となったぱんちゃんだが、「すぐに試合をしたい」と申し入れ王者としての第一戦が決定。ぱんちゃんは「女子格闘技が盛り上がってきているので、私は正直REBELSにライバルはいないですが自分らしく盛り上げていこうと思っています。私も年末RIZINを狙っているので、MARI選手に差をつけて勝って出場をアピールしたい」と、RIZINの大晦日大会出場へ向けてアピールできる内容にしたいと意気込む。
対戦するMARIについては「10年前にデビューしていてプロ歴10年で長い。MIO選手、MISAKI選手、紅絹選手…(自分がやりたい選手)全員と戦っています。でも、みんなそこまで差をつけて勝っていないので。(7月のRISEで小林)愛三選手との試合を見て、凄くボクシングが上手くなっていると感じたので、MARI選手も上手くなっているのでここで差をつけて完封できれば。(RISEで)トーナメントをやっている選手たちよりいい勝ち方をして間接的に勝ちたいと思います」と、誰よりも差をつけて勝ちたいという。
前回のMISAKI戦では首相撲を多用しての作戦勝ちだったが、「今回は打撃で行けるのが楽しみです。前回は打撃で行く予定ではなかったので、9カ月ぶりに打撃が出来るので、私は蹴りの選手だと思われいますが苦手なパンチも練習しているのでパンチで打ち合う場面も作りたいと思っています」と、今回は打撃戦で勝ちたいとした。
王者としての第一戦を迎えるにあたっては「ベルトを獲ったというので私の見方が変わってくれたのはある。ここから内容を見せる選手になっていきたいと思います」とする。
また、会見に同席した山口元気REBELS代表からは「ぱんちゃんは特別ルールでもやってみたいと言っている」とも明かされた。
特別ルールとは本来4月大会(コロナの影響で中止)で渡慶次幸平が行うはずだった、オープンフィンガ―またはボクシンググローブを着用し、有効技はパンチ、蹴り、ヒジ、ヒザ、投げで、さらに相手がリングに寝た状態になっても瞬時ならワンアタック(パウンド、サッカーボールキック、踏みつけなどの打撃OK)のみ認められるというMMAから寝技を省いた過激な打撃格闘技ルールのこと。
ぱんちゃんは「あくまでもやりたいのはキックボクシングルールで、総合をやるつもりはないんですが、踏みつけ一発、サッカーボールキック一発ありのルールはやってみたいのはあります。RIZINへのアピールですね。そういうルールでも出れますってアピールです」と、大晦日に出られるならMMAに近付けた打撃格闘技ルールも辞さないとの決意を語った。