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レポート

【Krush】18歳、西京佑馬が新王者に! 大岩龍矢が63秒KO勝利=3月30日(土)「Krush.99」後楽園

2019/03/30 17:03
【Krush】18歳、西京佑馬が新王者に! 大岩龍矢が63秒KO勝利=3月30日(土)「Krush.99」後楽園

 (C)Good Loser 

▼第9試合 メインイベント Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ 3分3R・延長1R
×島野浩太朗(王者/菅原道場)
[判定0-3]※26-29,26-30,25-30
◯西京佑馬(挑戦者/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
※西京が新王者に。島野は2度目の防衛に失敗。

※1Rから西京の左の強打、ジャブで島野は鼻血を流すも2Rには詰めて得意の左ボディで反撃する。しかし西京も左右ステップでさばき右ロー、右ミドルを返していく。3R、追う島野に西京はジャブで止め、ワンツーの右ストレートでダウンを奪う。後がない島野は強引に詰めると左ボディ突き、ヒザも当てると西京の動きが鈍るが、島野が前がかりになったところに西京はカウンターの右ストレートで再びダウン奪取! 西京はボディを狙われるピンチも凌ぎ、判定勝利。西京佑馬が兄・春馬に続くKrush王座戴冠を達成し、高校在学中、18歳でKrush新王者に輝いた。

試合後コメント

西京「試合が決まってからいままでより一生懸命に練習してこれたのは島野選手だったからこそできたので感謝してます。島野選手はスタミナがあり、3R目のボディはちょっと効いたけど、みんなの応援で踏ん張れました。4戦目で負けたレオナ選手にリヴェンジして、K-1で強敵とどんどん戦いたいです」

島野「スピードがあってカウンターを警戒し過ぎて序盤かたくなってしまいました。西京選手は技術が高く対応力が高かったです。動くべき動きを瞬時に行なう反射の早さとかテクニックが高いレベルの選手だなと感じました。今回完敗だなっていう感じました」


▼第8試合 セミファイナル Krushスーパー・ウェルター級 3分3R・延長1R
◯神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
[判定3-0]※29-28×3
×藤村大輔(A-BLAZE×KICKGYM)

※互いにオーソから左の蹴りまで繋げる神保は右ボディストレートから右ストレートを効かせ前進。藤村も左フック当てるが神保はブロッキングから打ち返し下がらず。後半も手数落とすことなく、丁寧に上下突き判定勝利した。

▼第7試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
◯大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
[1R 1分03秒 KO]
×林 京平(湘南格闘クラブ)

※互いにオーソで左の蹴りから入るが、林の左ローを受けながらコーナーに詰めた大岩が右ロングフック!一発で林は前のめりに倒れた。

63秒、豪快はKO劇を見せた大岩は試合後、リング上で「そろそろK-1出場、お願いします。前にちょっと口にしていた選手がいたんですけど……皇治選手、早く俺とやってほしいです。Krushのベルトも諦めてないし、皇治選手を倒して、早くK-1の顔になりたいです」とK-1出場と、あらためて皇治戦をアピールした。

<塚越仁志引退セレモニー>

塚越は2012年の「Krush -63kg WILDRUSH League」で準優勝するなど長くKrushで活躍。2016年には渡部太基を破り、第5代Krushウェルター級王座に就いた。K-1では「初代ウェルター級王座決定トーナメント」でベスト4進出。2018年8月には木村“フィリップ”ミノルを相手にウェルター級王座初防衛戦に臨むもKO負けで王座陥落。引退を決めていた。

リクエスト通り、宮田充氏のコールで引退セレモニーの舞台に立った塚越は、スーツではなく「好きな恰好」というリングパンツとガウンでリングイン。家族から花束を受け取ると、激闘を繰り広げた盟友・牧平圭太、渡部太基ともリング上で再会。さらに練習仲間の左右田泰臣と山崎陽一から花束ではなく、鉢植えとプランターがユーモアたっぷりに贈られると嬉しそうに掲げて見せた。そして大宮司トレーナーからも花束贈呈。

当初、「人前で話すのは苦手なので」という理由から引退セレモニーを固辞していた塚越だが、大宮司氏から「お前一人で戦っていないだろう? いろいろな人に支えられてやっていたし、お前にも後輩がいてお前を見て育っている奴もいる。そういうことを全部含めて考えて言っているのか」と言われ、「“はっ”と気づかされ」今回のセレモニーに臨むことを決めた塚越は、リング上で大宮司トレーナーと感慨深げな表情で2ショットに収まった。

マイクを持った塚越は、冒頭で「今日、1試合目にシルバーウルフの安達元貴が出たんですけど(3R KO負け)、WILDRUSH LEAGUEで1試合目で負けた山崎秀晃戦を思い出しました。あいつを応援してあげてください」と引退する自身のことではなく、後輩を気遣うと、後楽園ホールの座席表の裏紙にしたためたあいさつ文を実直に読み上げ、ジムや関係者、家族に感謝の言葉を述べた。そして、「悩んだのですが」と前置きしてから、趣味で作っているという川柳を披露。「散り去りてまた咲き誇る人生よ。皆様の気持ちいただき旅に出る」という句を詠み、宮田元アナのコールで10カウントゴングを聞いた。

◆5月18日「K-1 KRUSH FIGHT.101 後楽園ホール」大会でウェルター級タイトルマッチ決定

第6試合後、木村“フィリップ”ミノルと近藤魁成がリングイン。5月18日K-1 KRUSH FIGHT.101 後楽園ホール大会でのウェルター級タイトルマッチが発表された。近藤「強いことは分かっている。でもKrushのリングは何が起きてもおかしくない」、木村「素晴らしいアスリートだと思うけど、1Rはもたないと思う」。


▼第6試合 Krushライト級 3分3R・延長1R
◯川﨑真一朗(月心会ラスカルジム)
[1R 2分45秒 KO]
×瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)

※オーソから左フックをコンパクトに打つ川﨑が2度のダウン奪い、左右連打でKO! バルコニーの大沢文也のよびかけに「両国(6.30 K-1両国国技館大会)で会いましょう」と呼応した。

▼第5試合 Krushライト級 3分3R・延長1R
×東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
[3R 1分07秒 KO]
○横山 巧(リーブルロア)

※東本の左ローに右ストレート合わせた横山がタイミングよくダウン奪う。2R出入りの横山に東本もバックフィストから回転しての右フック当てる。3R低い手の構えから飛び込み右フックを効かせた横山がなぎ倒してKO!横山「今色々な兄弟いますけど横山兄弟、どうですか? 100人の応援来ていただきありがとうございます」

▼第4試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R・延長1R
×桝本“ゴリ”翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
[3R1分15秒 KO]
◯小倉尚也(スクランブル渋谷)

※1R前者し近距離でテンポよく左右を振る小倉は、パンチの距離の打ち合いに応じる桝本の左に右をかぶせダウン奪う。2R右ロー混ぜる桝本に小倉は右ボディ効かせ右フックで桝本をグラつかせる。3Rも右を効かせる小倉はフック、ストレート打ち分け、最後は下がりながらの右ストレートで足に来ていた桝本がヒザから崩れた。


▼第3試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
◯横山朋哉(リーブルロア)
[1R 2分00秒 KO]
×齋藤祐斗(JK TRIBE)

※強い体幹からサウスポーで左の蹴り、ストレートが速い横山は左ストレートでKO!

▼第2試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
×久保一馬(FIGHT CLUB 428)
[3R 2分53秒 KO]
◯SATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)

※1R。久保はコーナー下がりながらSATORUの右にカウンターの右ストレートでダウン奪う。しかしSATORUはまっすぐの左右で歩きながら連打し、右ストレートでダウン奪い返すと2度のダウン追加しKO勝利。

▼第1試合 Krushフェザー級 3分3R・延長1R
×安達元貴(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
[3R 2分59秒 KO]
◯斗麗(WIZARDキックボクシングジム)

※斗麗はオーソから右フックで1Rダウン奪い、左の蹴り効かすが、安達の右ボディ、右ローに斗麗は前足スイッチする。3R、左右フック、アッパー、左フックで斗麗がダウン奪い、KO!

▼プレリミナリーファイト第3試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R
×斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
[1R 2分46秒 KO]
※左フックで最初のダウン奪い、右フックで2度目ダウン、最後は左右ラッシュ。
◯堀井 翼(ネクサスジム)

▼プレリミナリーファイト第2試合 Krushフェザー級 3分3R
◯山田泰士(K-1ジム五反田チームキングス)
[判定3-0(30-28×3)]
×勝輝(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
※1R、山田は勝輝をコーナー詰め連打ヒザでニアフィニッシュに。

▼プレリミナリーファイト第1試合 Krushバンタム級 3分3R
×良輝(TEAM TOP ZEROS)
[2R 1分20秒 KO]※左ハイキック
◯多久田和馬(K-1 GYM横浜infinity)

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