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【PANCRASE】コロナ禍、新たな安全対策を発表、初のクラウドファンディング実施も

2020/09/19 11:09
 2020年9月18日、PANCRASEが今後の同団体運営について会見。「コロナに打ち勝つ希望となる大会を皆さんと創りたい」として、同団体初のクラウドファンディングを行うことを発表した。  2020年8月23日に開催予定だった「PANCRASE 317」が、選手の新型コロナウイルス検査陽性検出により、開場10分前に中止となっていたPANCRASEは、次回大会となる9月27日(日)「PANCRASE 318」大会を、「選手・ファンの安全第一を考え、パンクラス史上初の無観客試合として実施」することを決めている。  そして、続く10月25日大会においては、「コロナ対策を万全にし、通常開催」することを発表した。  会見には、苦渋の決断を下した酒井正和代表が出席。今後を見据えての新たなコロナ対策や、大会開催予定について以下の通り、発表した。 1)超濃厚接触競技であるMMAの選手を、コロナから守る検査体制「大会当日にLAMP法検査を実施」 「エアトリグループが提携するクリニックのご協力を得て、格闘技業界では初となる9月27日大会当日に、レフェリー・セコンド・選手全員約130人にLAMP法検査を行う事が決定しました。試合1週間前や前日PCR検査(PCR検査後完全な隔離状態で試合を行うのは別)も、当日に検査をしないと意味がありません。大会当日に選手が超濃厚接触で試合をする事を考えると、イベント当日にLAMP法やPCRで検査をする事がスタンダードになっていくと思います」 2)試合会場の飛沫・空気感染リスクを低減させる 「エコ革 京都テクノロジー事業部の協力で、おそらく日本スポーツ業界では初となる、試合会場やリング周り、控え室の飛沫シミュレーションを行い、『PANCRASEイベントの見える化』を検証し、来場者の飛沫・空気感染予防対策を行います」 3)10月25日大会・12月13日大会は通常開催、11月15日大会は中止 「11月15日大会は10月25日大会からの期間が短い事と、選手を12月13日大会に振り分け集中させていきますので、11月15日大会は開催しません。12月13日大会は、通常開催となります」 4)クラウドファンディングを実施 「9月27日『PANCRASE318』大会は無観客試合での開催、10月25日『PANCRASE319』大会は、万全なコロナ対策で通常開催致します。逆境を越え、希望となる大会を皆さんと一緒に成功に導きたいと思います。是非皆様のご支援をお願いできればと思っています。CAMPFIREクラウドファンディング『コロナに打ち勝つ希望となる大会を皆さんと創りたい』をよろしくお願い申し上げます」 開始 9月18日18時30分~終了10月19日23時59分目標金額 1,000万円 クラウドファンディング
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