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【K-1】野杁正明がヴィトー・トファネリと対戦「会場の皆さんが凍りつくようなKO」=11・3福岡5試合追加決定

2020/09/09 01:09
 2020年11月3日(火・祝)福岡国際センターで開催される『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』の追加対戦カードが発表された。  スーパーファイトのウェルター級3分3R延長1Rで、第2代K-1スーパー・ライト級王者の野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が、ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ・闘英館)と対戦する。  野杁は空手からキックボクシングに転向し、2009年にK-1甲子園初となる高校1年生王者になり、“怪物”と呼ばれるようになった。圧倒的なテクニックと類まれなるセンスでプロ転向後すぐにトップクラス入りし、WBCムエタイ日本スーパー・ライト級王座、第2代Krushウェルター級王座、NDC -66kg王座などを獲得。2017年6月には日本人選手として初めてゲーオ・ウィラサクレックに勝利し、第2代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者となった。翌年にはウェルター級に転向し、ジョーダン・ピケオーには敗れたもののその後は3連勝している。戦績は41勝(19KO)10敗。  トファネリはMMAとキックボクシングの二刀流で、キックボクシングでは2018年5月の『RISE』で直樹に判定負けしているが、中野椋太や麻原将平を鮮やかなバックスピンキックでKOしている。2020年7月のRISEで原口健飛に敗れたが、圧倒されながらもジャンプしての蹴りなどで対抗して3Rを戦い抜くタフさを見せつけた。戦績は14勝(10KO)8敗1分。  福岡出身のRUI(K-1ジム五反田チームキングス)はANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM)とのクルーザー級スーパーファイト3分3R延長1Rでの対戦が決定。  RUIは193cmの長身を誇り、2017年からK-1 JAPAN GROUPに参戦。2019年の初代Krushクルーザー級王座決定トーナメントでは1回戦で愛鷹亮を3R2分31秒、顔面ヒザ蹴りでKO粉砕。5月の準決勝では植村真弥を判定3-0で破り、決勝へ勝ち上がったが元同門のK-JeeにKOで敗れた。その後、今年1月に中平卓見をKOして再起を果たしている。  ANIMAL☆KOJIはMMAファイターとして2017年のDEEPフューチャーキングトーナメントでミドル級優勝。2020年2月の『ONE Warrior Series』にも出場している。MMAでの戦績は6勝9敗、キック戦績は1戦1勝。  スーパー・バンタム級のスーパーファイト3分3R延長1Rでは、今回より階級を上げた第4代Krushバンタム級王者・晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が、壬生狼一輝(力道場静岡)と対戦。  晃貴は現K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・武尊と同じ鳥取県出身で、鳥取時代も同じジムにいた弟分。2019年1月の王座決定戦で萩原秀斗を延長戦の末に下し、第4代Krushバンタム級王座に就いた。4月には初防衛戦を行い、隼也ウィラサクレックからダウンを奪って大差の判定勝ちを収めたが、6月のK-1でサンベル・ババヤンに敗れ、2019年11月の2度目の防衛戦では佐々木洵樹に敗れて王座を失った。さらに今年3月に新鋭の吉岡ビギンにも敗れて3連敗となったが、7月のKrushで黒田斗真に延長戦の末に判定勝ち。戦績を8勝(2KO)6敗とした。  対する壬生狼は8月に開催された『Krush-EX 2020 vol.1』でK-1 JAPAN GROUPに初参戦。欠場を受けてのスクランブル参戦だったが、メインで倉田永輝との打ち合いを制して勝利を収めている。  また、K-1ジム琉球チーム琉神の代表である小鉄は12勝(8KO)5敗の戦績を持つ初参戦の絢太(CUC)と、40歳で52戦のキャリアを持つ大ベテランの水町浩(士魂村上塾)が2018年8月以来の参戦で3勝(1KO)3敗3分の竜樹(WSRフェアテックス九州)と対戦が決まった。 <各選手のコメント> ▼スーパーファイト K-1ウェルター級 3分3R延長1R野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ・闘英館) 野杁「こうした状況の中、当たり前に試合は組まれないですし、そんな時でも沢山のファンの皆さんに試合を見たいと声をかけていただきました。今回試合が決まって、やっと試合が出来る、やっと皆さんに試合を見せることが出来る喜びが大きかったです。 (今回の試合に向けて)2試合続けて倒せなかったので、何がいけなかったのかを考えて、構えや打ち方から変えました。倒すことのみを考えて練習しています。 (対戦相手の印象は?)数試合映像を見ましたが頑丈なイメージです。トリッキーな技も出しますし、油断できない相手だと思いますが、今回こそ倒す。ただ倒すだけじゃなく今まで倒してきた技とは違った技で倒したいと思います。野杁正明と言えば会場の皆さんが凍りつくようなKOだと思うので、それを楽しみにしてほしいです。 (これからの目標は?)ウェルター級のベルトです。今は2階級制覇しか目指していません。(ファンのみなさんへのメッセージは?)ここ最近、倒す姿をお見せ出来てないので、今回こそ必ず倒して勝ちます。やっぱり野杁は強い、別格だなと思われる試合をするので是非楽しみにしていてください」 トファネリ「子供の頃にゲームでやっていたK-1に出場することが、自分にとって一番の夢だった。いつか出場出来ると信じていて、試合が決まった時は人生で一番嬉しい瞬間だった。 (これまでの格闘技歴は?)8歳で空手を始めて、黒帯になった。格闘家として何か新しいことにチャレンジしたいと思い、キックボクシングを始めた。空手では3回南米チャンピオンになり、2012年に空手の世界チャンピオンになった。キックでもFIGHT DRAGONのチャンピオンになっている。(一番の得意技は?)回転系の技が最大の武器で、絶対に下がらない心も持っている。 (対戦相手の印象は?)全てを備えた選手だと思う。パンチ、キック、スピード…全てに優れていると思う。K-1の元チャンピオンだけに、今まで戦った選手の中で一番手強いと思う。野杁選手は強い相手だと思うが、集中力と頭を使った試合をすれば勝てると思っている。K-1ファンのみなさんは蹴り技が好きだと思うので、空手の蹴り技を沢山見せたい。私の目標はK-1チャンピオンになること。これからも応援よろしくお願いします」 ▼スーパーファイト K-1クルーザー級 3分3R延長1RRUI(K-1ジム五反田チームキングス) ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM) RUI「8月のKrushでは自分の不注意から欠場という事態を招いてしまいました。第一弾カード発表から少し時間が経ちましたが、やっと試合が決まってうれしいです。(対戦相手の印象は?)総合格闘技の選手なので、身体も分厚く重心が低い。安定感もありそうです。また見た目からイケイケな感じがしますね。 (福岡で試合をすることについて)福岡は自分の地元です。K-1初の福岡大会で、出場するどの選手よりもモチベーションは高いです。一番気持ちのこもった試合をします。(同じ大会のシナ・カリミアンvsK-Jeeは意識している?)意識してないと言うと嘘になりますね(笑)。まずは目の前の相手に集中して、勝ってリング上でマイクを持った時は逆に発破かけてやろうかなと思います。俺も良い歳なので、ベルトを獲らないといけないと思っています。(ファンのみなさんへのメッセージは?)新しいRUIをお見せできると思います。ご期待下さい」 KOJI「子供の頃にTVで夢見たK-1の舞台に立てて、光栄だと感じてます。と、同時に大人になったんだなーって感じました。(対戦相手の印象は?)194cmの長身で、バスケットボールの選手かな? って思いました。あと優しい顔をしてるし、なんで格闘技やってるんだろ? って思いました。優しそうで気持ちも強くなさそうなので大変なんじゃないですか? 長身だから伸びてくるヒザ蹴りには気をつけていますが、そのくらいですね。 (福岡で試合をすることについて)九州、しかも自分は福岡出身なんで、地元の友達やファンの方に強くなって帰ってきたところを見せたいですね。ちゃんと頑張っていれば夢は叶うところも見せたいし、日常生活では考えられない人と人が殴り合う非日常的な世界を楽しんでもらいたいです。(自分のどこをアピールしたい?)僕は不器用ですが強いです。地味強なところを見てほしいです。あと全部を見てほしいですが、強いて言うなら足の太さには自信があります。 (これからの目標は?)とりあえずK-1でチャンピオンになること。シナ・カリミアンを倒す。話はそこから。(ファンのみなさんへのメッセージは?)はじめまして。ANIMAL☆KOJIです。好きな食べ物はバナナです。ファンになってくれたみんなを幸せにします。僕はジャパニーズウォルトディズニー。夢のある世界へ一緒にどうぞ」 ▼スーパーファイト K-1スーパー・ウェルター級 3分3R延長1R小鉄(K-1ジム琉球チーム琉神) 絢太(CUC) 小鉄「ずっと試合がしたかったので、試合を組んでもらってありがたかったです。3月の試合では体力をつける練習しかできていませんでしたが、K-1ジム琉球の練習環境も段々と良くなっているので、今回はいいところを見せられると思います。期待しておいてください。 (対戦相手の印象は?)サウスポーの福岡の選手という印象です。このキャリアでここまでデータのない選手と試合すると思いませんでしたが、データがないからこそ何を持ってるか分からないので、最強の相手とやるつもりで仕上げます。今回は冷静に淡々と相手を潰しに行く試合を見せたいと思ってます。もちろん決着はKOで。自分は結果を残していないので、何も発言できない立場です。結果で見せていくしかないと思ってます。今回、K-1初の福岡大会ってことで、九州地方の人達は盛り上がってると思うんですけど、いずれはK-1沖縄大会を開催できるくらいK-1ジム琉球をでっかくしていきますので、よろしくお願いします」 絢太「K-1福岡大会が発表された時から、自分もK-1福岡大会に出たいと思っていました。大会そのものが延期になりましたが、正式に出場が決まって最初はびっくりしました。今回の試合は僕の格闘家人生に関わる大事な一戦だと認識しています。(対戦相手の印象は?)ベテラン選手でゴツい印象です。 (K-1初参戦でどこをアピールしたい?)みなさんは『こいつどんな試合するんだ?』と思っていると思います。僕は倒すファイトスタイルで熱い試合をしたいので、インパクトのある試合をします。ぜひ僕のことを見て覚えてください。(これからの目標は?)日本だけでなく、世界の色々な選手と闘いたいです。(ファンのみなさんへのメッセージは?)K-1ファンの皆さま、はじめまして、絢太です。僕は主に九州で試合をしていて、現在は九州プロキックボクシングという団体で戦っています。地元福岡で開催されるK-1に出場できることに感謝しています。この試合は全国の皆さまに僕を覚えてもらえるかどうか。僕の格闘技人生で大事な一戦です。僕のスタイルで特攻します。応援宜しくお願いします」 ▼スーパーファイト K-1スーパー・バンタム級 3分3R延長1R晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) 壬生狼一輝(力道場静岡) 晃貴「K-1で試合が決まって、すごく気合いが入ってます。(対戦相手の印象は?)上手い選手で色んな技を出してくる選手ですが、何も出させず勝ちます。コロナの影響で鳥取の人たちが会場まで来ることができない状況が続いていました。久しぶりに自分の試合を見てもらえると思うと気合いが入ります。KOで勝って皆んなを盛り上げます。 (これからの目標は?)もちろんK-1チャンピオンです。もっと練習して強くなって実現させます。(ファンのみなさんへのメッセージは?)前回の試合から新しく強くなった自分を見せられると思います。応援よろしくお願いします」 壬生狼一輝「前回は試合の4日前に『Krush-EX』のメインイベントが決まり、今回は元Krushバンタム級王者の晃貴選手と対戦です。これに勝つと必ずベルトに絡む試合が組まれると思うので絶対勝ちます。晃貴選手はパンチ・ローキック主体でプレッシャーをどんどんかけてくる印象です。でもそれだけでは勝てないことが僕との試合で分かると思います。 (福岡で試合をすることについて)地元福岡の人たちに壬生狼一輝はこの数カ月、力道場静岡に行ってこんなに強くなったんだ! と思わせる試合をします。僕の目標は『超人』になることです。強い相手と戦うことで強くなる、孫悟空のように色んな強さの壁を壊して行きたいです。(ファンのみなさんへのメッセージは?)どうも力道場静岡の壬生狼一輝です、今回の試合の課題は『圧勝してKO』です。晃貴選手を“ぼてくりまわす”姿を是非見に来てください」 ▼スーパーファイト K-1ライト級 3分3R延長1R水町 浩(士魂村上塾) 竜樹(WSRフェアテックス九州) 水町「最高の目標だったK-1に出場できることは本当に嬉しいです。(対戦相手の印象は?)勢いのある選手という印象です。(福岡で試合することについて)自分は九州・長崎出身で、地元九州での試合は初めてです。KO勝利をお見せします。倒して勝つのでそこをアピールしたいです。(これからの目標は?)自分が強くある事はもちろん、K-1で活躍できる選手を育てたいと思います」 竜樹「地元で行われるK-1福岡大会に出場できて嬉しいです。ジムで指導してる後輩たちのお手本になるような試合をしないといけないですし、地元なんでいつもより応援に来てくれる人も多いので気合いが入ってます。コロナ禍で沈んだ雰囲気を払拭できる様な熱い試合をお見せします。(対戦相手の印象は?)戦績・実績共に格上の選手という印象です。 (自分のどこをアピールしたい?)僕は9歳からムエタイの名門ウィラサクレックジムでタイ人トレーナーから指導を受けています。K-1ルールでも倒せるムエタイテクニックを持ってるので、そこを注目してほしいです。(これからの目標は?)K-1のベルトを巻く事ですが、まずは今回の試合キッチリ勝ちます。(ファンのみなさんへのメッセージは?)試合では戦績や実績の差なんて感じさせないくらい圧倒して倒すので、応援よろしくお願いします」
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