2020年11月1日(日)エディオンアリーナ大阪『RISE DEAD OR ALIVE 2020 in OSAKA』で、RISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)を相手に引退試合を行うRISE三階級制覇・裕樹(ANCHOR GYM)。
最後に最強の相手を選んだ裕樹は「那須川天心と戦って名を売りたいのではなく、とにかく周りは関係ない。彼と本気でぶつかり合って死ぬか生きるか、そういう試合をしたいだけです」と8月の会見で宣言していたが、その後の自身のSNSでは「天心と対面して首を刈られるイメージがフッと入ってきた。足りない。新幹線で考えていた“確実に負ける”」と、危機感を抱いていた。
試合前には、自ら望んだRISEフェザー級(58.0kg)までの過酷な減量という戦いもある。裕樹はSNSにて減量の経過や練習状況などを報告。9月2日にはトレーニング後で58.5kgを記録し、飲食後でも60.0kgの身体を作ることに成功した。体脂肪率はなんと5.8。
9月6日(日)には「さぁ準備が整ってきた。次の段階へ行くぞ」と、那須川戦へ向けての準備が着々と整ってきていると言い、7日(月)には「確実にローキックが良くなってきている。跳ね返りがハンパない。硬さがいい感じ。キレは、まだ無いけど、今はそれでいい」と、代名詞である得意技の“鬼のローキック”も仕上がってきていると投稿。
さらに「皆は、天心が圧勝と思っているだろうけど…それはどうかな…一撃で試合を決めてやるよ。引退まで残り55日」と、国内外の強敵をマットに沈めてきたローキックで那須川を倒すと改めて宣言した。