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【K-1】“枚方からK-1へ”がテーマのTETSU「3年前から『こいつは絶対いつか俺が倒す!』と思っていた」

2020/09/07 12:09
 2020年9月22日(火・祝)エディオンアリーナ大阪『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』で、西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO)と対戦するTETSU(月心会チーム侍)が大阪の所属ジムにて公開練習を行った。  昨年はKrushフェザー級タイトルマッチ、K-1ではフェザー級王座決定トーナメントのリザーブファイトに抜擢されるなど挑戦の1年となったTETSU。2020年もそのスタイルは変わらず、スーパー・フェザー級へ階級転向、7月のKrush後楽園大会で転向初戦を白星で飾り、自身2度目のK-1大阪大会出場が決まった。 「前回の試合内容に納得がいっていなくて、逆転のバックブローがなかったらどうなったか分からんみたいな試合をしてしまった。練習してきたことを出せなかったので、K-1大阪大会には出られると思っていなくて。試合が決まった瞬間びっくりして、ここで練習の成果を見せなければいけない、頑張ろうという気持ちになりました」  対戦カード決定の会見では緊張した様子にも見えたTETSUだが「会見では緊張する時としない時があるんです。しゃべる言葉を考えると緊張するから、今回は何も考えずに行ったら、それはそれで何も言葉が出てきませんでした…。作戦ミスです!」と会見のミスは試合で取り戻すつもりだ。  対戦相手の西本は勝った試合がすべてKO勝利というハードヒッター。TETSUも「西元選手の印象は強い。デタラメで強いというか、技の形が綺麗かどうかと言われたら、決して綺麗ではないと思うんですけど、人間的な強さがある」と強さを認める一方、「穴はいっぱい見つけられた」と攻略の糸口は見えている。  またTETSUにとって西元は対戦したい意中の相手だった。 「実は西元選手は3年前からずっと意識していました。僕がまだアマチュアの時、僕の先輩に勝ったことがあって、そのときから『こいつは絶対いつか俺が倒す!』と思っていて。他の試合を見ても西元選手は強い選手ですし、本当に試合が楽しみです」  今回の試合に向けて東京でも練習を積んできたというTETSU。「とにかく毎日が楽しかった」と東京の出稽古を振り返った。 「いつも同じ環境でやるのではなく、大阪でもいろんなところへ出稽古行かせてもらっています。いろんな選手の技術や強いポイントを少しでも吸収して、自分が成長できるように意識していて、東京でもいろんな選手がいて、K-1にない技術もあって、技術・知識をいっぱい吸収できました」  練習以外でも『ガスワン Presents K-1甲子園 2020~高校生日本一決定トーナメント~』-55kg級で優勝した弟・野田蒼と共に枚方市長の下を表敬訪問した。 「“枚方からK-1に出る”という目標を掲げてやってきたんですけど、今回は弟がK-1甲子園で優勝して、表敬訪問に繋がりました。今も枚方を盛り上げようといろんなスポンサーの方から応援いただいて、これからも“枚方からK-1へ”をテーマに頑張っていきます」  キャリアを重ねることで背負うものも増えてきたTETSU。「ちょっと気負うこともあるんですけど、周りからは『とにかく楽しんでこい』と送り出されました」と“楽しむ姿勢”が勝利につながると考えている。 「僕が勝てる時というのは試合を楽しんでいる時。逆に僕が負けた試合というのは気負っていたり慎重になっている時です。だから今回は全力で楽しんでやろうと思っています。実は今回一番大事にしているのは入場で、K-1にない入場を僕がやって、それが成功すれば試合も成功すると思っています。とにかく試合を楽しむ。入場から試合を楽しくやろうと思っています」と、入場でも楽しませると予告した。
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