2020年9月4日(金)東京・後楽園ホール『RISE 143』の前日計量&記者会見が、3日(木)都内にて14:00より行われた。
第3試合の女子-57.5kg契約3分3Rで対戦する、J-GIRLSフェザー級王者・浅井春香(Kick Box)は57.25kg、村上悠佳(TEAM TEPPEN)は57.3kgでそれぞれ計量をパス。
村上は極真空手をバックボーンに持ち、破壊力抜群の蹴りを武器にアマチュアキックでは1年弱で11戦全勝6KOの戦績をあげてプロに転向。デビュー戦ではダウンを奪って勝利したが、2戦目でいきなりJ-GIRLSフェザー級王者・空手こまちと対戦して判定負け。しかし、その後はQueenマオ、カン・イェジン、ウー・ユティン、MAYAに4連勝と負けなし。戦績は5勝(1KO)1敗の21歳。
対する浅井は今年2月、村上に唯一の黒星を付けた空手こまちにカウンターを決めてダウンを奪いJ-GIRLS王者となった選手。その後は4月に韓国の『MAX FC』でイ・スンアに判定負け、6月は中国の『グローリー・オブ・ヒーローズ』でヤンヤンに判定負け、8月はJ-NETWORKでISKA四冠王エルナ・オブ・スウェーデン(スウェーデン)に判定勝ちした。
再びノンタイトル戦でJ-GIRLS王者に挑むことになった村上は、計量後に自身のSNSにて「リカバリーしっかりして、明日に備えたいと思います」と計量をパスしたことをファンに報告。前髪が落ちて顔の半分を隠してしまった写真を掲載して「髪型が“鬼太郎”すぎる笑」と、『ゲゲゲの鬼太郎』風になってしまったことを自虐。
しかし、ファンからは「可愛すぎてヤバい」「まじ、イケメン」と好評で、そのひとつひとつのコメントに村上は「ありがとうございます」と返事した。
一方、浅井も引き締まった肉体で計量をパス。J-GIRLS王者が再び壁となって村上を弾き返すのか、それとも村上が今度こそ王者越えを果たすのか。