2020年8月29日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.116』の一夜明け会見が、30日(日)に行われた。
会見には第5試合の-72kg契約3分3R延長1Rで、藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に判定2-0(30-29×2、30-20)で勝利した第4代Bigbangスーパー・ウェルター級王者MIKE JOE(フィリピン/BATTLE FIELD/TEAM J.S.A)が出席。前夜の試合を振り返った。
Krush初参戦を白星で飾ったJOEは「昨日の試合はちょっと狙いすぎて硬くなってしまいました。中途半端に終わらせたので見て分かりやすい試合ができるように頑張りたいと思います」とコメント。
「心境は特にこれといって何も…普段通りというか。反省点ばかり残る試合になったので反省しかないですね。スカ勝ちしたかったです」と、KOできなかったことが心残り。初参戦についても「どの大会に出てもリングは一緒なので普段通りやるだけって感じでした」とクールだ。
柔らかい動きで独特なムーブを見せたJOEにその理由を聞くと「センス」と一言いって笑ったが、「僕は古いファイターが好きで、格闘技好きなので、好きな選手はナジーム・ハメド、ウィラポンのムエタイ時代。新しいのでもポンサネー(笑)。ムエマッドで男らしい試合をしたかったんですが中途半端でしたね」と影響を受けた選手の名前をあげた。
今後については「このグループで戦いたい相手、それはもちろんいます。ブラジルvsフィリピンとかどうかなってくらいですかね。目標はひとつしかない。巻くものが欲しいですね。もちろんテッペンを獲りにいきます。みんな上を目指しているのでベルト!」と、K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノルに挑みたいと答えた。