2020年8月30日(日)東京・後楽園ホール『REBELS.65』の前日計量&記者会見が、29日(土)都内にて12:20より行われた。
第3試合の46.5kg契約BLACKルールで対戦する、平岡琴(TRY HARD GYM)は46.40kg、erika(=erikaの後にハートマーク/SHINE那覇)は46.10kgでそれぞれ計量をパス。
平岡は極真会館の全日本女子ウェイト制空手道選手権軽量級優勝の実績を持ち、多彩な蹴り技が持ち味の選手。Krushでプロデビューし、近年はRISEで活躍。今年2月の『RISE GIRLS POWER 2』では3連勝でRISE QUEENアトム級王者・紅絹(NEXT LEVEL渋谷)に挑んだが、ダウンの応酬の末に判定で敗れた。
erikaは沖縄在住の選手で、戦績は4勝(2KO)無敗。ぱんちゃん璃奈とは練習仲間でもある。今年3月に沖縄で開催された『TENKAICHI 96』ではボディへのヒザ蹴りで初回KO勝ちを飾った。
会見でerikaは「こんな時期に東京に沖縄から呼んでいただきありがとうございます。まだ4戦しかしてないですが全部ダウンを取って勝っているので今回もそれを見せてしっかり勝っていきたいと思います」と挨拶。
新型コロナウイルスのこともあり、「オファーをいただいた時には周りは後で固めようと思ってすぐにOKしました。壁はありましたが、どうにか会社に申請して許可をもらって出られることになりました」と、東京で試合を行うことに多少の壁はあったという。
平岡は「減量が上手くいって調子もいいので、明日はレベルの差を見せつけてやろうかと思います」と強気な発言で“怖いお姉さん”ぶりを今回も発揮。
両者とも初参戦だが、今大会のダブルメインイベント第1試合、【創世のタイガ presents】REBELS-BLACK女子46kg級初代王座決定戦で対戦する、MISAKI(TEAM FOREST)vsぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)の勝者と今後対戦する可能性は十分。
erikaは「チャンスがあれば挑戦したいです」とぱんちゃんとの友情対決も辞さないと言い、平岡は「私は今すぐやっても勝てると思っているので、明日KOして実力を証明したいと思います」と2人よりも自分の方が王者にふさわしいと言い放った。
また、第1試合に登場する井樋大介(クロスポイント吉祥寺=写真左)は2試合連続で飛びヒザ蹴りによるKOを奪っており、“吉祥寺のレミー・ボンヤスキー”の異名を持つ。
「このような状況の中、開催できることに感謝しています。明日は長い期間が開きましたが、第1試合から大会に火をつけるような試合をします」と宣言した井樋は、「あまり言いたくないんですが、明日のお楽しみということで。必殺技を用意しています」と予告した。
対戦相手の斧田雅寛(KIBAマーシャルアーツクラブ=写真右)は30歳で脱サラして格闘家になったという経歴を持つ。「身体を動かそうというありきたりな目的で始めました。試合に出るうちにできないことに挑戦するのが面白くなって、仕事よりキックが面白くなってしまってどっぷりはまってしまい、両親や周囲の了解を得てキックに専念することにしました」と言い、「明日のために2カ月間、泣きながらミットをやったこともありました。考えられないような追い込みをしてきましたので、KOして盛り上げたい」と、こちらもKO宣言が飛び出した。 なお、今大会はツイキャスでPPV配信(有料配信)される。