2020年2月15日の東京・後楽園ホール大会以来、新型コロナウイルスの影響で大会の開催を自粛していたシュートボクシングがいよいよ再始動する。9月19日(土)東京・後楽園ホールにて『SHOOT BOXING 2020 act.2』の開催が決定した。
(写真)8月のRIZINでMMAファイターのダリ(左)を降した海人(C)RIZIN FF 当初は4月22日に開催が決まっていた『SHOOT BOXING 2020 act.2』。ようやくの再始動にシーザー武志シュートボクシング協会会長は「世の中がこのような大変な時でも、格闘家たちは頑張って練習をしています。戦える場所を早く作ってあげたいと各団体の人たちも日々努力をして頑張っています。大切なのは、来て頂ける御客様が、いかに安全な状態で試合を観て頂けるかということです。少しずつですが、シュートボクシングも前に進んで行きたいと思い、9月19日に開催します。こんな時に、と思われる方も多いと思いますが、一歩でも前に進む事が大切だと思い決断しました」と大会開催に至った経緯を説明している。
(写真)7月のRISEで那須川天心(右)の対戦相手に抜擢された笠原友希(C)RISE 今大会には、S-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)、SB日本フェザー級王者・笠原弘希(同)、その弟であるSB日本フェザー級1位・笠原友希(シーザージム)、聖明&義光の村田兄弟(同)の出場が決定。
海人は2月大会でブアカーオからの刺客ピンペットと8Rにも及ぶ激闘を繰り広げ惜敗したが、8月10日の『RIZIN』で自身の階級より5kg以上重い契約体重での試合(vsルクク・ダリ)に臨み完勝したばかり。また、笠原友希は7月の『RISE』で那須川天心に挑戦しKO負けしたが、人生最大のチャレンジを経験したことで得るものは大きかったという。成長した姿を見せるか。