2020年8月29日(土)東京・後楽園ホール『Krush.116』で行われる「第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント」に出場が決まっていた加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)が練習中に右足首を負傷し、右脛骨遠位端骨折の疑いがあると診断され、今大会を欠場することとなった。
代わってBigbangウェルター級王者・山際和希(谷山ジム)が出場し、加藤と1回戦を戦うことが決まっていた松岡力(K-1ジム五反田チームキングス)と対戦する。
山際は2009年に全日本学生キックボクシング連盟ウェルター級王者となり、プロデビュー後も順調に勝ち星を積み重ね、2015年6月にBigbangウェルター級王座を獲得(現在も保持)。2017年2月まで11連勝を記録した。K-1 JAPAN GROUPには2013年から参戦し、2017年9月にはK-1初代ウェルター級王座決定トーナメントにも出場した。前戦は3月のKrushで近藤魁成に判定負けを喫している。戦績は29勝(11KO)14敗4分。 松岡と山際は2018年4月にKrushで対戦し、松岡が判定勝ち(30-29、30-28、29-28)しているため山際にとってはリベンジをも懸けた一戦となった。
なお、欠場する加藤は「今回は自分の怪我でトーナメントを欠場となってしまい、主催者のみなさま、対戦相手の松岡選手、トーナメント出場選手、そしてファンのみなさま、まことに申し訳ありません。今は怪我の治療に専念して、万全の状態でリングに戻ってきたいと思います」とのコメントを寄せている。