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【RISE】伊藤紗弥に生涯初KO負け味わわせたAyakaが参戦表明&優勝宣言、紅絹は「このトーナメントは一生に一度あるかないかだよ」

2020/08/15 06:08
【RISE】伊藤紗弥に生涯初KO負け味わわせたAyakaが参戦表明&優勝宣言、紅絹は「このトーナメントは一生に一度あるかないかだよ」

伊藤紗弥(左)をKOに仕留めて、一躍“時の人”となったAyakaもトーナメントに参戦を表明

 2020年10月11日(日)神奈川・ぴあアリーナMMと11月1日(日)エディオンアリーナ大阪にてキックボクシング最強女王決定トーナメント「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」の開催が決定した。体重は-47.6kg。8人制で10月に1回戦4試合、11月に準決勝2試合と決勝戦が行われる。優勝賞金は女子キックボクシングとしては破格の300万円で、KOボーナスの30~50万円がプラスされる。(3分3R延長1R、決勝のみ延長を2Rにするか検討中)

 このビッグな発表に女子キックボクサーたちがざわついている。

 今年2月、紅絹が保持するRISE QUEENアトム級王座に挑み、ダウンの応酬の末に敗れた平岡琴(TRY HARD GYM)が「紅絹さんにリベンジも出来て女子軽量級最強も証明できる最高のトーナメント! 絶対出たい! 今はまだチャンピオンじゃないけど、どの団体のチャンピオンにも負ける気はしない。まずは8/30(REBELSでerikaと対戦)しっかり勝って自分の強さを証明します」と自身のSNSにて参戦アピール。

 平岡と同じくRISEに定期参戦しているミネルヴァ・アトム級王者の百花(魁塾)も「女子最強トーナメント!絶対でたい」と志願する。


(写真)伊藤をKOする大番狂わせを起こして一躍注目選手となったAyaka

 そして、2月11日の『RISE GIRLS POWER 2』でムエタイ世界王者・伊藤紗弥(尚武会)に生涯初のダウン&KO負けを味わわせたミネルヴァ認定ピン級王者Ayaka (NJKF健心塾)も「女子でこんな楽しそうなトーナメントができることにわくわくしてます! 絶対出たいです。名前が上がっている選手はみんな強いと思いますが誰にも負ける気がしないので賞金もKO賞も頂いて車買ってきます笑。押忍」と、参戦表明&誰よりも早い優勝宣言。

 7月のRISEで寺山日葵を苦しめ、打たれても笑いながら突進する姿でファンのハートをつかんだsasori(テツジム)については、所属団体NKBの竹村哲マッチメイカーが「RISE最強女子決定トーナメント、ゴング格闘技さんからsasori(ミネルヴァライトフライ級王者・NKB・テツジム)を気に留めて頂き有り難いのですが、業界の流れとは無縁なsasori、何も知らずにただカレー食べていると思います」と、本当にカレーを食べているsasoriの画像を投稿。周りの人たちから知らせて欲しいところだ。


 参戦決定選手として発表された紅絹は「女子47.6kgトーナメント開催!日本の軽量級最強女子決めようぜ(お金もらえるし)。いつも通り期待されてないから、試合内容で認めさせたる(ホント怒ってる。勝手に)」と自身のSNSに意気込みを綴ると、「会見で言いそびれたけど、この間の大会で存在を見せたSSR選手、昔ドローだったムエタイ王者、ITS選手、フィジカルやばいムエタイ王者T“B”A選手ともやりたい」と、会見で「P選手(ぱんちゃん璃奈)とM選手(MISAKI)」と発言したように、イニシャルでsasori、伊藤紗弥、昨年8月にタイでWPMF世界女子ピン級王者となった田中“暴君”藍(PCK亘理)の名をあげる。


(写真)RISE初参戦で不覚をとった伊藤紗弥だが、女子キック一番の大物であることは変わりない

 さらに「女子キックの大ベテランになってしまった私が言うね。格闘技界って不安定なもので、来年どうなってるかなんて分からない。そんな中でのこのトーナメントは、一生に一度あるかないかだよ。『まだまだ』とか『来年』なんて言ってないで、『今』やったってくれ。年齢、キャリア関係ないのが格闘技」と、先輩の立場から“このチャンスを逃すな”とのメッセージを発信した。

 名前を上げられたMISAKIは「紅絹選手とは僅差の判定勝ちだったし、寺山選手とは1勝1敗1分。このトーナメントに優勝すれば1番強いのが誰かわかる。絶対出たい!」と参戦アピールし、そのMISAKIと8月30日(日)東京・後楽園ホール『REBELS.65』でREBELS-BLACK女子46kg級初代王座決定戦を争うぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)は「名前出していただいて一切触れないのもどうかと思うので、 熱い気持ちがあります! ですが、今はコメント出せません! 8/30が終わってからです」と今はMISAKI戦に集中したいと投稿している。

 果たして、トーナメントの8枠に入るのは誰なのか。トーナメントプロデューサーに就任した神村エリカは「女子格闘技には男子に負けない強さがある。今年はそれを証明する」と綴り、ハッシュタグでは“女の強さみせてやれ”とアツいメッセージを送っている。

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