2020年8月13日(木)RISEがABEMAにて会見を行い、10月11日(日)神奈川・ぴあアリーナMM、11月1日(日)エディオンアリーナ大阪についての発表を行った。
開催を予定していた世界トーナメント『RISE WORLD SERIS』は、海外の選手の入国が難しいため年内での開催を断念。代わって日本人4選手による-63kgワンデートーナメントの開催が決まった(10月か11月かは未定)。優勝賞金は500万円、KO賞が30万~50万円(ラウンド数などによって上下)。
出場決定選手は『RISE WORLD SERIS』に出場が決まっていたRISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント王者・白鳥大珠(TEAM TEPPEN)、RISEライト級王者・原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)、RISEライト級2位・直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)の3名。残り1名は「かなりの強豪を調整中」(伊藤隆RISE代表)とのことで「事実上の63kg日本一決定トーナメントだと思います」(同)という。
(写真)選手はZOOMにて出席した(C)K-1 選手はZOOMでの会見出席となり、白鳥は「世間がこういう状況なので(WORLD SERIESの延期は)予想できました。やることは変わらず、今の状況で出来ることは日本人のトーナメントなので、日本最強を決めようじゃないかと思っています。ワンデーで面白そう。初めてなので」、直樹は「世界トーナメントがなくなって残念な方もいらっしゃると思いますが、かなりの強豪が出るって噂を聞いているので、ワンデーは世界トーナメントよりきついかもしれない。見ている皆さんも楽しんでもらえると思います」と、それぞれ語った。
8月10日の『RIZIN』で大雅にKO勝ちを収めたばかりの原口はVTRでの出演となり、「期待に応えたいですね。RISEで初めてメインをはれるので嬉しいことです。正直、いらないですよ天心君は。最近はどうせ勝つってなってるので、必要じゃない。僕と大珠君が盛り上げる時が来た。白鳥大珠君には僕とやるまで負けて欲しくないですね。この前、SNSで見たんですが(白鳥が「今年、おれがぶっ倒してやるよ」「試合お疲れ。やってやるよ。楽しみにしとくわ」と投稿)間違いなくビビってますね。ツイートからビビってるのが分かった。めっちゃ必死やん。ビビってるやん、ダッサ(笑)と思って。僕がいないとRISEは盛り上がらないのでもっともっと盛り上げていこうと思います」と、白鳥を挑発。
(写真)RIZINに出場して大雅にKO勝ちした原口 原口は以前から白鳥に対戦を迫り、事あるごとに挑発を続けてきた。
そのコメントを聞いて白鳥は「僕と原口君の試合をみんな見たいんじゃないですかね。正直ワンマッチでもいいと思っていました。やってやらないと分からないなと思って、あいつは。勘違いだけですね。全然ビビる要素ないし、RIZINの試合も見て勝つだろうなとは思っていましたが、その前から今年はコイツは俺が倒してやろうと思っていたのでいつやってもいい。盛り上がることを考えたら決勝でやるのが良いかなと思いますが1回戦でもいいです」と、受けて立つと答えた。
蚊帳の外に置かれてしまったかのような直樹は「WORLD SERIESの時も2人がやり合って盛り上がっていて、ファンもその試合を見たいって盛り上がっていたじゃないですか。僕から一言、2人に言わせてもらいたい。白鳥vs原口、2人で盛り上がっているし、ファンも見たいと言っているけれど、俺もめちゃめちゃ見たいのでぜひ1回戦でお願いします」と、とぼけたコメントで場を和ませた。
トーナメント組み合わせは全選手が出揃ったところで発表。試合時間は3分3R延長1R、決勝は延長が2Rになることも検討中だという。また、このトーナメントの結果が来年以降に延期されたWORLD SERIESにも影響を及ぼすのかとの質問に、伊藤代表は「内容にもよる」と答えており、場合によってはWORLD SERIES出場権がなくなる可能性もありそうだ。