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【新日本キック】勝次「RIZINでいい試合をしたい」伊原代表も「出てもらおうと思う」と後押し

2020/08/12 12:08
 2月大会以来、新型コロナウイルスの影響で大会開催を中止していた新日本キックボクシング協会が、9月27日(日)東京・後楽園ホールで『TITANS NEOS 27』を開催。同大会の記者会見が8月12日(水)都内にて行われた。  メインイベントでは、WKBA世界スーパーライト級王者・勝次(藤本ジム)がREBELSから参戦する元WPMF日本スーパーライト級王者・潘隆成(クロスポイント吉祥寺)を迎え撃つ。  勝次は「WKBAは世界で最初にできたキックボクシングの世界タイトル。僕はその王者として、キックボクシングを創始した野口修さんの正当後継団体である新日本キックボクシング協会が強いことを証明していかないといけない。新日本には強い選手が多いし、面白い試合をする選手が多いということを、試合を積み重ねて証明していかないといけないと思っています」と、他団体の選手との試合や他団体へ乗り込んでの試合に積極的に臨んでいきたいという。  新日本キックボクシング協会と言えば、8月9日に神奈川・ぴあアリーナMMにて開催された『RIZIN.22-STARTING OVER-』に出場して勝利した、WKBA世界スーパーバンタム級王者・江幡塁(伊原道場本部)も所属する団体である。  勝次に、江幡に続いてRIZINに出場することに興味があるかと聞くと「それはもちろん。江幡選手がいい試合をしましたし、注目される団体の試合でいい試合をすると新日本キックを知らない人たちやいろいろな人たちに見てもらえる機会が増えます。そうするとファンが増える。僕自身も2017年のKNOCK OUT出場でファンが増えたので、そういう風に新日本だけでなく他団体でもいい試合をしていくことを目標にしています」と、RIZIN参戦に意欲を示す。  新日本キックボクシング協会の伊原信一代表は「勝次らしいところで出てもらおうと思っています。それだけのものを持っている人間ですから。榊原さんとは話ができるし、日本全国津々浦々の勝次ファンが喜びますよ。時が煮詰まっているのでそういう風にしていこうと思っていますよ。いい選手にいい舞台に上がってもらうのは僕の務めですから」と、RIZINに推薦するという。  伊原代表から「目立って行けよ」と言われた勝次は「いい試合をします。僕はずっとチャンスを伊原代表にもらってきました。BLADEのトーナメント(2014年)、KNOCK OUT、WKBA世界タイトルマッチ…その恩返しを、強くなって代表の教えを試合で出せるように頑張っていきたい」と意気込んだ。
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