2020年8月10日(月・祝)神奈川・ぴあアリーナMMにて開催された『RIZIN.23- CALLING OVER -』の第4試合で、第3代ZSTフライ級王者・伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)に2R4分30秒、ギロチンチョークで一本勝ちしたDEEPフライ級王者・神龍誠(フリー)が試合後コメントした。
「身体が動いてなかったです。自粛で練習期間が短かったので自分の動きが出せなかったです。試合中は疲れていてスタミナを戻さなくちゃって考えていました」と、本来の自分の動きは出せなかったという。
入場時のマスクやコスチュームは「僕がお世話になっている人に希望通りに作ってもらいました」との自信作。
最後は神龍の跳びヒザ蹴りを伊藤が受けとめてリフトしたところで、神龍がその首を取ってクローズドに入れてのアームインギロチンチョーク。引き込んで極めてタップを奪った。この流れについて聞くと「跳びヒザをキャッチされるのは想定していなくて、たまたま前に首があったから取ろうって感じでした」と、狙っていたものではなかったと説明。「実はプロ初の一本勝ち(13戦目)なので嬉しかったです」
試合前に予告していた“ ウルトラジャンピング踏みつけ”は「まだ出していません。今度出します」と次回送りだと笑った。また、今後について聞かれると「まだ僕は弱いので、来年、いや再来年は経験を積んでRIZINを僕が引っ張っていきたいです」とこれから経験を積んで2年後にはRIZINを引っ張れる存在になりたいと話した。
なお、敗れた伊藤は「1Rに投げられた時に手をついてヒジを痛めて、試合中に4回くらいヒジを痛めて。最後倒した時にまたひねっちゃって(ギロチンの)対処が遅れて自分も逃げ方を間違えてしまった。今回そこがダメだったところかなと思います」と、ヒジを痛める場面が何度もあったと悔やんだ。