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【RISE】森本“狂犬”義久が階級を上げ約1年ぶりの試合、前口太尊とKO決着必至の激突

2020/08/05 14:08
2020年9月4日(金)東京・後楽園ホール『RISE 142』の主要対戦カードが発表された。今大会も8月23日に行われる『RISE 141』に続き新型コロナウイルス対策(マスク着用必須や距離を空けた席配置など)を行い、前回同様700名規模での開催となる。  スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1Rでは、フェザー級2位・森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラAKK)と元J-NETWORKライト級王者・前口太尊(TEAM TEPPEN)のKO決着必至のカードが決定。  森本は空手出身のアグレッシブファイターで、パンチ、ハイキック、ヒザ蹴りとどの技でも倒せる破壊力の持ち主。15勝のうち10勝がKOで、この数年間RISEを盛り上げてきた主力選手の一人だ。昨年、篠塚辰樹との因縁対決を制したが7月の『ONE』でジョシュ・トナー、9月のRISE幕張大会でタリソン・ゴメスに判定負けを喫し2連敗中。階級を上げて約1年ぶりの試合に臨む。  前口は2010年4月にプロデビューし、同年のJ-NETWORK新人王に。2013年8月にはJ-NETWORKライト級王座を獲得した。パンチを武器にトップクラスで活躍し、近年は『KNOCK OUT』を主戦場に。2019年5月付けでPHOENIXからTEAM TEPPENへ円満移籍し、7月にRISE初参戦。5連敗と厳しい状況だったが11月に初代WBCムエタイ日本統一フェザー級王者・氏原文男から勝利を収め、連敗をストップした。前戦は2月のシュートボクシングで笠原弘希にTKO負けを喫したが、アグレッシブなファイトで会場を沸かせた。  森本は自身のSNSにて「減量まじきつだったから上げたわ! とりあえずタイソンかるくぶっ飛ばしてチャンヒョン戦まではやく進みてーな!」と、RISEスーパーフェザー級王者チャンヒョン・リーへの挑戦を目論むコメント。一方、前口は「ダイエットしてて良かったね。2度と60キロでやらないって決めてたけど5年振りに落とします。9月4日大爆発と伝説残します!」と、過酷な減量を経て試合で爆発すると意気込んでいる。  -52.7kg契約3分3RではWPMF世界スーパーフライ級王者・片島聡志(フリー)vs酒井柚樹(TEAM TEPPEN)の新旧対決も決定。この試合は4月大会で組まれていたが、新型コロナウイルスの影響で大会中止となり、今大会にスライド。  片島は26勝(4KO)16敗4分と50戦近いキャリアを持つベテラン選手。ムエタイルールを中心に活躍し、2014年5月にWPMF王座を獲得し、2016年2月には藤原あらしを破っている。黒星が続くこともあったが2017年8月の『BOM』ではヒジありワンデートーナメントの「WMC日本53.00kg契約トーナメント」で優勝してベテラン健在ぶりを示した。前戦は2019年12月にタイ人選手にTKO勝ちしている。  酒井はジュニアキックからプロになった選手で、ムエタイベースで戦ってきた。RISEでは2018年9月に金子梓と対戦して判定負け。心機一転、TEAM TEPPENに移籍してRISEで頂点を目指す。  バンタム級(-55kg)3分3R延長1Rでは、同級5位・金子梓(新宿レフティージム)が鷹介(=ようすけ/魁塾)と対戦。  金子は空手とレスリングをバックボーンに持ち、デビューから8戦全勝と無敗の快進撃を続けていたが、2018年11月、初代スーパーフライ級王座決定戦で田丸辰にプロ初黒星。バンタム級に階級を上げるも連敗を喫し、2019年7月にチェ・ソクヒから勝利を収めるも同年9月の京谷祐希戦ではKO負け。DEEP☆KICKで“関西の好勝負製造機”と呼ばれる鷹介を相手に再起を懸けての戦いに臨む。  また、宮城大樹の弟子で毎回激しい試合を見せるYA-MAN(TARGET SHIBUYA)は仙一(チームドラゴン)と、JAPAN CUP 2019 -60kg級準優勝・吉田怜央(Refre'K)は杉山豪基(鹿浜トップチーム)との対戦が決まった。 <決定対戦カード> ▼スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラAKK/フェザー級2位)前口太尊(TEAM TEPPEN/元J-NETWORKライト級王者) ▼-52.7kg契約 3分3R片島聡志(フリー/WPMF世界スーパーフライ級王者)酒井柚樹(TEAM TEPPEN) ▼バンタム級(-55kg)3分3R延長1R金子梓(新宿レフティージム/同級5位)鷹介〔ようすけ〕(魁塾) ▼ライト級(-63kg)3分3RYA-MAN(TARGET SHIBUYA/2018年RISING ROOKIES CUPフェザー級準優勝)仙 一(チームドラゴン) ▼ライト級(-63kg)3分3R杉山豪基(鹿浜トップチーム)吉田怜央(Refre'K/JAPAN CUP 2019 -60kg級準優勝)
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